アマゾンジャパン(東京・目黒)の動画配信サービス「プライム・ビデオ」は4月9日、世界ミドル級王座統一戦として村田諒太選手とゲンナジー・ゴロフキン選手の試合をライブ配信した。プライム・ビデオとして、日本で独自にスポーツ配信をするのは今回が初めて。プライム・ビデオでは6月7日にも井上尚弥選手の世界戦を独占配信する。
プライム・ビデオはオリジナル作品の拡充に乗り出しており、これまで6年間で44作品だったオリジナル作品を、25年までに新たに50作品前後加える見通し。米ネットフリックスや米ウォルト・ディズニーも日本でのオリジナル作品の制作に力を注いでおり、プライム・ビデオもそうした流れに乗ろうとしているように見える。
アマゾンでは月会費500円(年会費は4900円、いずれも税込み)を支払えば、1万本以上のプライム・ビデオが見放題だ。これまでもスポーツ専門のJスポーツのチャンネルを持ち、追加料金を払えばライブ中継などを視聴することはできたが、今回は定額500円の中でのサービスだ。
今、スポーツを含めたオリジナル作品を強化する戦略について、児玉隆志プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーに狙いや背景を聞いた。
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