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「東大まで行ってそんなことして」「東大でこの程度」と批判も…ミス東大→タレントになった八田亜矢子(39)が感じた“東大出身の重み”

八田亜矢子さんインタビュー #2

2024/02/04

genre : エンタメ, 芸能

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 現役東大生タレントとして脚光を浴び、クイズ番組などで活躍してきた八田亜矢子さん(39)。幼い時から東大を目指し、名門・桜蔭中学校に入学するも自主退学。その後、筑波大学附属高等学校に進学し、東大合格を掴み取った努力家だ。

 結婚後は一時、京都に住まいを移し、学生だった夫を支えながら芸能活動を続け、現在は事務所に所属しながら3歳になるお子さんの子育て中心の生活を送っている。そんな八田さんに、家庭での勉強法から「東大女子」をめぐる世間の反応など、話を聞いた。(全2回の2回目/1回目から続く)

八田亜矢子さん ©杉山拓也/文藝春秋

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パートナーが学生の間は、片働きで家計を支えた

――2013年、結婚を機に京都に移住されたそうですね。

八田亜矢子さん(以降、八田) 夫は東大の同級生なんですけど、医師を目指すために関西の大学に再入学したんです。それで、一緒について行きました。

――パートナーの方が学生の間は、八田さんが片働きを?

八田 そうです。この仕事はどうしても若いときの方が仕事が多い傾向にあるので、夫が大学を卒業する6年後まで自分の収入があるかどうかは、ちょっと不安でした。

 なので、当時は電気代を抑えるために洗濯は夜に回すとか、いろいろ節約していた記憶があります。5、6年生になったら先が見えてきて気が緩みましたけど(笑)。

――家事も八田さんがこなしてたんですね。モラハラになりますけど、「私が食わせてやってるのに」みたいに思うことはなかったですか。

八田 お金のことは最初から決めていたので、そこに不満はなかったんです。最悪、芸能の仕事がなくなったら就職すればいいとも考えていましたし、今は逆に、ほぼ夫の片働きです。

 ただ、お金のことではなく、もうちょっと家事を分担してもいいんじゃない? とは思っていたかな。勉強が忙しいと言って家事をしない割に、彼の『パズドラ』のランキングが上がっているのを見てモヤモヤする、みたいな(笑)。

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