Play

Play

遊ぶ

リポーター・阿部祐二とモデル・阿部桃子。週に1度の親子ゴルフが仲を深める

朝早くに起きて遠出してじっくりラウンドするのも格別だけど、そうでなくてもゴルフは十分楽しめる。河川敷でも屋内でも、仲間や家族とラフに体を動かして、普段と違う会話を交わすのも醍醐味。リポーター・阿部祐二とモデル・阿部桃子、親子のゴルフライフを覗いてみよう。

photo: Jun Nakagawa / text: Yoshie Chokki

カップ2個分曲がるスライスラインを1球目からカップインしてみせた阿部桃子さん。プロゴルファーの母に6歳から手ほどきを受け、現在はタレントとして活躍しながらプロテスト合格を目指している。

「ミス・ユニバースの活動もあって、一度中断したけれど、やっぱり心残りがあって。次で5回目の受験になりますが、今回がいちばん練習できているかもしれません。今は自分が心からやりたいものだから、プレッシャーよりもとにかく楽しいんです」

その横から、祐二さんが口を挟む。
「本人の前では言いたくないけど、結果はどうでもいいの。もちろん、挑戦することは絶対にプラスに働くけれど、父として娘が傷つく姿は見たくないじゃない。人生は楽しければいい。悲しんだり辛いことはできるだけ少ない方がいいよ。ゴルフだって、ハッピーでなきゃ」

モデル・阿部桃子、リポーター・阿部祐二
祐二さんは今年、28年ぶりにゴルフを本格的に再開。ホームコースの月例競技にも参加している。「そこでも桃子と同組です」
〈コブラ プーマ ゴルフ〉の《キングパター》、〈テーラーメイド ゴルフ〉の《トラスパター》
桃子さんのエースパターは幅広ソールが特徴の〈コブラ プーマ ゴルフ〉の《キングパター》、祐二さんは女子プロに人気の〈テーラーメイド ゴルフ〉の《トラスパター》が相棒。

帯のレギュラー番組で長く活躍し、多忙を極めていた時代も、週に1度は必ず家族との時間を作ったという祐二さん。ゴルフはずっと家族仲を深めるのに欠かせない、コミュニケーションツールでもある。

「父はいちばんのサポーター。家族ゴルフでも“入れ~”って、いつも応援してくれます。定位置は3位ですが、でもスネたり腹を立てたり、人に当たるっていう場面は一度も見たことがない。悔しがったり、喜んだり、感情表現は豊かですけどね!」

3連続カップインを決めた桃子さんの後、父が打ったボールは……。
「大事な場面のパットは必ずショート。ね、性格が出てるでしょ(笑)」

モデル・阿部桃子、リポーター・阿部祐二
グリーン上に示されたガイド線を目安に難易度の高いパッティングをゲーム感覚で楽しむ2人。「パターはスコアの要」と口を揃える。