- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334927349
作品紹介・あらすじ
藤平茉里、綾部深雪、苅野真吾、駒木千博。中学に入学した四人は同じクラスになる。それぞれ家庭環境も違えば、性格も違う四人だったが、夏休みの宿題で発表する年表作りを一緒にすることになってから、次第にお互いの存在を認め合うようになる。だが年表にトラブルが発生してしまい…。
感想・レビュー・書評
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携帯電話を持たない中学生。
登場人物は、なかなか、物分かりの良い、いい子たちだ。
しかしながらに13歳は自分以外の人間を知り、
自分とは違う考えを知り
それを認めることのむつかしさを知る。
そして自分に気付く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれに悩みを抱えたタイプの違う4人が一緒に夏休みの課題に取り組むうちに少しずつ親しくなっていく
交互に4人の視点が切り替わりながら話が進んでいくのでお互いの気持ちの変化がよくわかります
悩みは大体家庭のことでなかなか深刻だけどそこまで重い雰囲気にはならないので苦もなく読み切れました
何気ない一言に救われる友達関係って素敵です -
読みやすい本。
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2014年7月16日
<Season of 13 years old>
カバー・本文イラスト/優
ブックデザイン/泉沢光雄 -
一年四組よりもなんとなくこちらの方が穏やかで好きだったかなぁ。
第三者的な視線で読めて微笑ましく感じたからかも。 -
私も毎日鏡を見るようにしようかなと思いました。
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きっと、悩みとか家庭事情とかの部分に胸打たれたり考えたりするための本なんだと思う
でもラブに目が行って…
べたべたしないけど仲が良い、関係曖昧な幼馴染みって邪念がわくよ…!
でも恋人にならないでその状態キープが二人には合ってるのかも -
懐かしくて、うらやましい時間が描かれていました。
性格や家庭環境が様々な4人の交流に、温かい気持ちになります。また、文章からドキドキ感がすごく伝わってきました。
惜しいと思える仲間との時間が本当にうらやましいと思いました。 -
4人の少年少女の1年間を綴っている。それぞれのパートパートで主人公の視点が切り替わっていく。
進研ゼミで連載されていたらしい、シンプルながらも前向きさがある。イイ意味で現実離れをしている印象。現実もこんな風にシンプルだったらいいなぁ。読んだ後は爽やかで、さっと読める。