三島由紀夫、川端康成の霊言 ―現代日本への憂国のメッセージ―

三島由紀夫、川端康成の霊言 ―現代日本への憂国のメッセージ―

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2.5

中国や北朝鮮によって
現実化した国防危機……
いまの日本に、伝えたいこと。
そして私たちが知るべきこと。

三島の「散る美学」に隠された問題点
川端康成が到達した「枯淡の境地」
日本が世界に誇る文学者
2人の霊言の対比から、
浮かびあがってくる真実。

<三島由紀夫>
◇1970年の衝撃の自決、その真相を本人が激白
◇「憲法改正」「自衛隊の決起」を促した当時の真意とは
◇戦後日本を無力化した「唯物論」と「平和教」
◇いまだ変わらぬ国論に対する苛立ち

<川端康成>
◇三島の過激な思想の限界を鋭く指摘
◇習近平の焦りが中国の敗北を招く
◇日本神道の特徴と欠けている観点とは


■■ 三島由紀夫の人物紹介 ■■
1925~1970年。日本の小説家、劇作家。東京生まれ。東京大学法学部卒。代表作は『潮騒』『金閣寺』『憂国』『豊饒の海』など。晩年、民兵組織「楯の会」を結成し、右翼的政治活動を行う。1970年11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地において自衛隊員にクーデターを呼びかけるが果たせず、割腹自殺した。

■■ 川端康成の人物紹介 ■■
1899~1972年。小説家。大阪府生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部国文学科卒。卒業後、横光利一らと「文藝時代」を創刊。一高時代の伊豆旅行の体験をもとにした『伊豆の踊子』などを発表し、新感覚派の代表作家として活躍した。日本的美意識を追究し続け、1968年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。代表作に『雪国』『山の音』『眠れる美女』『古都』などがある。

目次
まえがき
第1章 三島由紀夫の霊言 ―没後五十年、日本の体たらくを叱る―
1 三島由紀夫が語る「日本への憂い」
2 自決を通して三島由紀夫は何をしたかったのか
3 三島由紀夫の価値観に潜む問題点
4 明らかになる三島由紀夫の「魂の本質」とは
第2章 川端康成の霊言 ―「三島由紀夫の限界」と「日本の国防」を語る―
1 川端康成と三島由紀夫の「美学」の違いとは
2 川端康成から見た三島由紀夫像を語る
あとがき

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    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    師弟関係にあったとされる川端康成と三島由紀夫。しかし、霊的な視点からみると、これほどに違うものなのか。
    「枯淡」の境地を垣間見ることができる川端に対し、天狗界で未だ実らぬ思いを抱いている三島。数年ぶりに「潮騒」を読み終えたあとでこの霊言を読むと、複雑な心境になりつつ、文学の世界には計り知れない浪漫が...続きを読む

    0

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