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NHK朝の連ドラ「おちょやん」のモデルで、映画やドラマに欠かせなかった演技派女優・浪花千栄子の自伝的エッセイ。極貧の幼少期、奉公を経て女優となり、離婚、失意の底から女優としてさらに花咲く波乱の半生を自ら描く。
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Posted by ブクログ
ネットでこの本が部分的に紹介されているのをみて、読みたくなった。 壮絶な人生を送ってきた千恵子さんが、最後自分の手で幸せ(多分)をつかめてよかった。
朝ドラとはちょっと違います
「おちょやん」は本日が最終回でした。それもあって、この方の実際の人生はどうだったのかを知りたくなりました。まずはお試しで最初の方を読むと、子供の頃に河内から引っ越してきて先が、なんと私の住んでいる場所のすぐ近くだったことがわかりました。ということで、この本を購入して最後まで読ませていただきました。「...続きを読むおちょやん」より明らかに酷い人生だったようです。現代であれば児童虐待で、雇い主が逮捕されそうなかわいそうな生い立ちです。朝ドラでは真実を語れないほど辛い人生を生き抜いた強さが、その後の成功に結びついたのかもしれません。
#泣ける #切ない #ダーク
朝ドラを見て、読みました。 親や天外さんからの裏切り… 死にたいと思っても、誰かが助けてくれる。 それでも、最終的には自分の思いをしっかりもっているから前をむける。 勇気をもらえた。
朝ドラのおちょやんのモデル、浪花千栄子。子供時代にテレビで見た記憶も甦り、懐かしく読みました。女優として活躍する前の苦労が書かれていましたが、書き尽くしようのない苦労、とても想像しきれるものではないですが、その中で潰されず、暗くもならず、前を向いて生きて行く浪花千栄子。この世代の女性の強さ、いつも背...続きを読む筋がビシッとしている女性、自分の祖母もそんな印象がありました。これから展開する朝ドラを楽しみですし、自分もこんな人間になりたいものです。
だれも見てくれへんかてかめへん、私は、私ひとりの、自分だけの力で、私の花を開かすのや、それでいいんや! NHK連続テレビ小説の「おちょやん」のモデルとなった女優 浪花千栄子さんの自伝です。 テレビよりずっと厳しくて辛い芝居茶屋だったんですね。お父さんも、本当のクズで子供を金ヅルとしか思ってない人。...続きを読むでも、そんな中でも、本当に救われる温かい人と出会ったり、やっぱりどんな人と出会うかによって、人生が変わるという事を、改めて 思いました。
朝ドラ『おちょやん』のヒロインのモデル、浪花千栄子さんの自叙伝です。 幼少期から娘時代の女優修業の経緯と、戦後ラジオドラマでブレイクした後の忙しくも心穏やかな日々についてはかなりつぶさに筆が割かれているのですが、松竹家庭劇から松竹新喜劇時代、即ち二代目渋谷天外と過ごした日々については、夫婦離別の経緯...続きを読むが記されるのみでほとんど触れられていません。これは憎しみを引きずっていると言うよりは、過去の修羅から逃れて今をより良く生きるために語りたくなかったのだろう、と本文の語り口や、京マチ子さんの発言として綴られる以下の言葉から察するばかりです。 「あなたの心の中で、そのとき殺してもあきたりないと思った人に、りっぱに復しゅうするのは、刃をふりおろすことではなく、一日も早く、そんな人のことは、サラリと忘れ去って、何がなんでも、女優浪花千栄子として、芸の道で成功することだと思うわ。」 とは言え、天外との役者同士としての関係性は決して悪くなかったことが、本文で天外からの自分に対する評価について言及されていることなどからも伝わってきました。 なお、朝ドラ第1週でヒロインの両親のクズさ加減が良くも悪くも話題になりましたが、本書に記されている浪花さんの実父も相当の外道ぶりを発揮していることを最後に記しておきます。
テレビ番組を観た後に、読みました。本人の言葉でを振り返りで、よく理解出来ました。本当に苦労されたんですね。そして、いつも前向きに生きた姿が素晴らしいです。
『おちょやん』が面白いのでついつい読みたくなってしまった。 私が子供の頃の女優さんなので、おばさん、もしくはおばあさん、そしてオロナインのCMのイメージしかないのだが、幼少期はドラマ同様、ひどい世界で生きてきたものである。 しかしその後の夫、渋谷天外も相当にひどい男だ。 それの経験をバネに女優として...続きを読む大成したことは何よりである。
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