人間論

人間論

599円 (税込)

2pt

3.0

家族、国家、宗教、政治、人生、文学。かつては日常生活に密着していたはずの素朴な言葉を無化し、巨大な虚無へ堕ちていこうとする現代人に救いはあるのか。著者は自らを「保守主義」たらしめた体験の自己解釈を通じて、「歴史と伝統に裏打ちされたルールなしには生きられない」という人間の存在証明に挑む。理性と感情の均衡へのあくなき意志をもって、その思想的枠組みの全容を初めて明らかにした書。

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人間論 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年03月01日

    保守主義が依拠するべき人間理解についての哲学的考察をおこなっています。

    ウィトゲンシュタインは、言語は慣習の体系だと語りました。これを受けて著者は、言語は底抜けでありながら、いやむしろ底抜けであるからこそ、伝統の体系によってみずからを支えようとする努力を続けなければならないと主張します。伝統とは、...続きを読む

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