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“大人になったの 怖くなるの 泣きたくもなるよ”とのフレーズは、10代への執着?それとも大人になっていくことへの拒絶ですか? |
ミリヤ |
どちらとも違うんです。 こう言ってはいますが、私自身10代にはまったく執着していません。やり残したこともないし、何も後悔していません。そして、大人になったということも現実として受け止めているんです。自分自身が大人として自分と向き合っているからこそ、怖くなったり、時に泣きたくなったりするんですよね。 |
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「20-CRY-」で特に気に入っているフレーズを教えてください。 |
ミリヤ |
曲の一番最後の「生きてるよ…」です。この曲で私が一番伝えたかった言葉です。 |
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加藤ミリヤさんは歌詞にすごくこだわりを持っていらっしゃいますが、そのきっかけとなったアーティストや曲を教えてください。 |
ミリヤ |
Mary J.Bligeです。彼女の歌詞には彼女の人生、生き様が見えるんです。私も私の歌詞には私の人生が見えるような歌詞を書きたいと常に思っています。 |
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詞を書く上での作詞論、一番大切にしていることは何ですか? |
ミリヤ |
リアルであること。自分の気持ちに正直であること。今しか歌えない言葉であること。主人公は自分であること。心の奥底にある言葉を吐き出すことです。 |