【ハヤテのごとく！】 52話（最終話） ＲＡＤＩＣＡＬ ＤＲＥＡＭＥＲＳ
１年という、最近のマニアック系アニメとしては長い放送期間だったアニメ「ハヤテのごとく！」。
いよいよ最終回を迎えました。
しかし早くも２期目の製作が決定し、再びパロディの元ネタに挑戦出来るという楽しみが得られました。
２期目の放送時間がこれまでと同じ時間かは別の話。
声優さん達やスタッフさん達に有り難う＆お疲れ様＆２期目も宜しくというエールを贈りたい気持ちです。
今回は最終回なので感想編とキャプチャ編に分けて更新します。
《ストーリープレビュー》
ハヤテが無事進級してから早１ヵ月余り。
ゴールデンウィークを利用しての海外旅行にやって来たハヤテとナギとマリア。
場所はエーゲ海に面するギリシャのミコノス島。
しかしナギは旅行なのにも関わらず部屋に引きこもるばかりで、外出する事を頑なに拒む。
お嬢様が外出してくれない・・・とハヤテは落ち込む。
その姿をナギは黙って見過ごす訳にもいかず、ようやくナギは出かける決心をつける。
隣にハヤテ。
いつもなら嬉しい筈のナギの表情が晴れない。
屋敷にいる時よりも外出を嫌がっているようにも見えるナギ。
以前にこの島で暮らしていた事があり、ナギが引きこもりになった理由もこの島にあるらしい。
散歩をしていた２人。
風でナギの麦わら帽子が飛ばされ、ハヤテはそれを高く飛んでキャッチする。
ハヤテは降り立ち、ナギの姿を目で追ったが、彼女の姿が一回り小さくなていた。
そう、ここはナギが幼少の頃に過ごした過去のミコノス島。
当時のナギは既に外出を嫌っていた。
そしてナギが外出を嫌う一因が、周囲からわらわらと現れるマフィア達の襲撃で明らかになる。
外出すると命を狙われたり誘拐されたりと何かと危険が多いから・・・。
そして自分を守ってくれる頼もしい人がいなかったから・・・。
ナギが次第に引きこもりになった理由がそこにあった。
過去に飛んだハヤテは使命を与えられたかのように、幼いナギを付け狙うマフィア達から守る事を決意する。
（ナギ）お嬢様をマフィアから守ってみせる。
だから星空デートをしましょう・・・。
そして時を同じくして西沢歩、桂ヒナギク、瀬川泉、花菱美希、朝風理沙の女子高生５人組がハヤテ達のいるミコノス島の近く、トルコのカッパドキアまで旅行に来ていた。
あれから（終業式）歩とヒナギクが何かしらの形で出会い、友人関係となっている。
ハヤテが好き・・・。
どうやらその共通の気持ちが２人を結びつけたらしい。
《パロディ確認》
【プロローグ】
①雪路が宿直室にある冷蔵庫から出したビール「超生」
アサヒビール⇒パッケージが極旨に近い？
②柏木がワタルの店にＤＶＤを借りに来た時に出たタイトル
ピー音無：仁義なき戦い、ゴッドファーザー
ピー音有：勇者エクスカイザー、超人機メタルダー、戦え！アルカイザー
【Ａパート】
③ナギが部屋で見ていた映画
バック・トゥ・ザ・フューチャー
④ヒナギクが飛行機内で爆睡していた（言い張る）時に後ろにいた乗客
左（歩の後ろ）：電脳コイルのヤサコに激似？？
※右（ヒナギクの後ろ）は判らない
⑤カッパドキア
旅行は歩、ヒナギク、泉、美希、理沙の５人
しかし旅行客の中に霞愛歌の姿が・・・？
⑥マフィアの言語
どこへ消えた！？⇒ナベシン！ナベシン！
※エビちゃん（蛯原 友里）とも言っていた？？
《最終回と２期目について》
最終回なのにも関わらず、天の声（若本さん）が一切登場しておらず、しかもハヤテが執事服を一切着ていません。
年末年始に先行最終回とされる話もあり、この回が真の最終回とは言えない雰囲気にも感じられました。
２期目をやるのかやらないのかを、恐らく昨年の段階で検討していたのでしょう。
最終回は明らかに２期目への伏線が盛り込まれていました。
それが一番判りやすかったのが歩とヒナギクの関係。
友人関係となって旅行に来ていた訳ですが、その経緯を示す回想シーンが観覧車の中だったという、ほんの１シーン。
ヒナギクがハヤテの事を好きになっていた事実が明白になり、ライバル＝友人というスタイルの歩はヒナギクと手を取り合った。
どうも２人の馴れ初めが２期目で描かれると思って良いのではないでしょうか。
そして１期目アニメだけでは決して判らない、桂姉妹の生い立ちも２期目で描かれるのではないでしょうか。
１期目はあまり原作に沿ってなかったらしいので、２期目は原作のエピソードをもっと盛り込んだ内容になるのかもしれません。
スタートする時期は全くもって未定。
後番組の絶対可憐チルドレンの放送話数予定や製作会社のスケジュールもあるので今年度中に始まるか、来年になるかは予想もつきません。
言える事は、もう終わった・・・という寂しさよりも次があるという期待感が大きい心境です。
《このアニメとＭｙブログ》
このブログも来月でいよいよ３年が経過します。
開始した０５年４月からおよそ１年半は低レベルの閲覧カウントでした。
０６年１０月より徐々に増え始め、昨年４月以降、このハヤテのごとく！のおかげで訪問してくれる方が増えました。
今でも訪問者数はまだまだ少ない方ですが、ハヤテの記事を更新した直後の日はかなりのＩＰ訪問数を記録しました。
アクセス解析で検索キーワードを表示させると、毎日必ずハヤテに関するキーワードが表示されています。
最終回を迎えたので申し上げておきますが、パロディを確認し、判ったものは記事にしていましたが、当然全ての元ネタを知っている訳ではありません。
タイトルだけ知っているのも多数ありました。
後は発音を聞いてはｇｏｏｇｌｅやＷｉｋｉで調べたというのも目立ちます。
パロディについては毎回判った、判らなかったで一喜一憂してました。
何よりも調べる（気付く）楽しさがありました。
それもあってか、パロディについていきなりコメントされた時は正直悔しい気持ちでした。
パロは自分で気付くからこそ楽しいもの。
この気持ちがとても大きいのです。
解らないのなら取り敢えずはそのままにしておこう・・・。
それを親切心だか冷やかしだか解りませんが、いきなり答えを書いてくるゲリラ的なコメントが私の楽しみを奪って行きました。
コメントしないでというお願いも完全無視された時もありました。
現在、コメントもトラバもシャットアウトしているのはそこからです。
とにかくこの作品はＷｉｋｉ等でもパロについて論議があったようです。
だから敢えてハヤテを扱う他の同様のブログサイトとは一線を画しました。
答え合わせをするつもりは無いし、自分のやった結果で満足したままの方が気分が良い。
趣味の世界ではファンとの凌ぎを削るよりも自己満足に酔っていたかった。
という訳です。
ハヤテの２期目も同じスタイルをきっと貫くことでしょう。
