MAX真吉の中年真っ只中~!

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大葉健二さんの指導は受けれなかったけど・・・

2012-02-11 21:49:36 | 元スタントマン
さてさて「大葉健二さんに会った時の話」のつづきです。

大葉さんの話の前に前回書いた“ある作品”について少し詳しく書きますね。

“ある作品”というのは『ママ・ンガ・まんま』というタイトルのビデオ映画です。

1990年に発売、レンタルされていました。
もう20年以上前の作品やし廃版になっているのでネットで検索しても情報が少ないからざっと説明します。

1985年から今も続く長寿番組、
明石家さんまの『さんまのまんま』に登場するマスコットキャラクター“まんまちゃん”が主演のビデオ映画なのです!

主演は まんまちゃん(残念ながら明石家さんまさんはこの作品には出演していません。)
ストーリーはまんまちゃんの夢物語というか妄想?のオムニバス形式で
まんまちゃんがいろんなキャラクターに変身していくというお話です。

その中のキャラクターの一つとしてまんまちゃんが“正義のヒーロー”に変身するという場面で
俺はそのヒーローのバイクスタントを演じているのです。

まんまちゃんが変身した正義のヒーローというのがこの「仮面マンマー」なのです!
(バイクは当時俺が乗っていたDT200Rです。)
どう?かわいカッコいいでしょ! カッコかわいい? 耳がかわいいでしょ!


上の写真の中身は俺なのでチビで手足が太短くてカッコ悪いけど(ほんま自分の体はコンプレックスの塊です)
バイクのシーン以外はすべて岡本良史さんというカッコいい方が仮面マンマーを演じられています。

☆ 岡本良史さんは今も東京で俳優としてダンサーとしてアクション講師として活躍されています!

岡本さんが入っている仮面マンマーはカッコええぞ~!
この写真の中身は岡本さんです。
カメラ脇にいる方がこの作品の脚本・監督の岡崎薫さんです。


※岡本さんが演じているアクションシーンもキャプチャーしたかってんけど
この『ママ・ンガ・まんま』をダビングしたビデオテープを
東京の友達に貸したまま返してもらってないのです。もう十数年前のことですが・・・>A池くん、ビデオ返して~!(笑)
俺の手元にあるのは自分が演じたバイクのジャンプシーンの映像のみです、
しかもダビングを何度も繰り返したやつなので画質がめちゃ悪い。



岡本さんにアクション指導をする大葉健二さんを俺は食い入るように見ていました。羨ましい~と思いながら。。。

やっぱ大葉さんがヒーローのポーズやアクションの指導している姿にはほんま感激しました。
アクション指導なのでもちろん大葉さん自身が本気でアクションシーンを演じているわけではないのですが
アクション指導として軽く手本を見せるだけでもめちゃくちゃカッコ良かったのです!
腰をグッと落として身構える姿、ナタのような迫力のあるパンチはやはり大葉さんならではのカッコ良さがありますよね~

その時は俺もいろいろとアクション指導してもらいたかったけど
当時はまだ自分のアクションキャリアに自信がなかったし
「いつか俺もアクションのキャリアをもっと積んでから大葉さんに指導してもらおう、それまで我慢だ!」
と変なプライド(?)があったのでその時は大葉さんにあまり話しかけることもしませんでした。

しかしその後の俺のアクション人生で大葉さんに指導を受ける機会は訪れませんでした。。。。

2002年、マーズビットこと塩谷庄吾の葬式の時に参列されている大葉さんを見かけました。
大葉さんにとって庄吾はJAC時代の後輩なのです。


俺は大葉さんのアクション指導は受けれなかったけど
その後、大葉さんのJACの後輩であるめちゃくちゃ凄いスタントマン、柴原孝典さんの指導を受けることになるのです!

俺がなぜ柴原さん率いるWILD STUNTSに入ったか? そしてなぜ辞めてしまったのか?
柴原さんのことやWILD STUNTS時代のこともまたの機会に書いていこうと思います。

柴原さんの華麗な飛び降りです!まだまだ現役バリバリです!




やっぱ飛び降りはワイヤーやCG処理のない“自由落下”が一番カッコいいですよね~!


今回のオマケとして俺の“大葉健二大好きアクションバカ写真”をお見せします。

この写真は昭和57年に発売された別冊近代映画「JAC特集号」の中で大葉さんがカッコよく飛び降りているところです。
(一番上の画像もこの本から)


そしてこれは俺が上の大葉さんの飛び降り写真をイメージして同じように飛び降りたつもりでしたが・・・
空中でバランスを崩してしまい着地でちょっと足を痛めてしまった時の写真です(笑)


飛び降りは“見よう見まね”“勢い”だけでやってたらいつか大ケガしますよ~!

アクションプレーヤー、スタントマンを目指す若者達よ、気をつけてね!

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4 コメント

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見て来ました (キノシタ)
2012-02-13 23:05:23
ゴーカイジャーVSギャバン見て来ました!

息子をダシに見て来ましたが、大葉さんはカッコイイ!!

キレはないとはいえ、60歳近くでジャンピング・シザーズキックができるとは

自分ではとても想像できませんね。

僕は、小学生の息子連れでしたが

観客の70%は30代男性2人組。

「バトルケニア、デンジマンって、大葉健二オンステージやな!」

と盛り上がる変な子供映画館でした(笑)

MAXさんの面白(?)昭和アクション記事に注目していきます。
>キノシタどの (MAX真吉)
2012-02-14 23:48:41
ほんま56歳であれだけかっこよく特撮ヒーローものを演じられるのは大葉健二さんだけでしょう。
年齢を感じさせないエネルギッシュなアクション、鋭い眼光、
そしてユーモアも貫禄も兼ね備えた円熟味溢れる存在感。
60歳過ぎても“一条寺烈”を演じてほしい。

大葉健二ファンは多いし、熱いからね~! 大ヒットでしょ!
ままんがマンマ (M)
2014-12-22 04:34:47
真吉様

昨夜ふと思い出し「淀バク」を検索したところ、ブログにたどり着きました。
元気で幸せに過ごしている姿を見ることができてとても嬉しく思っています。

ままんがマンマのビデオは手に入りましたか?もしまだのようでしたら、私の持っているものをお譲りさせて頂こうかと思っています。いかがでしょうか?
>Mさん? (MAX真吉)
2014-12-22 23:12:59
M??? Mっちー?
どちらのMさんかちょっと解らないけど
ブログ見てくれてありがとうございます。
アクション業界引退後もささやかながらも幸せに暮らしております。
「ままんがマンマ」のビデオはもうべつにとくに欲しいわけではありませんが
Mさんとお会いする機会があれば譲って下さい。

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