ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

宮古島市での沖縄県議選最終日(20200606)

2020年06月08日 | 宮古群島
2020年6月6日(土) 晴
 私は2020年沖縄県議選の締めくくりに、6月5日~急遽宮古島市に向かった。ここの選挙区の勝敗の結果は、「オール沖縄」がどうのに留まらない意味をもつはずだからだ。無論、今回の玉城県政の今後を左右する重要な選挙でもある。6日最終日の報告を通して、若干の報告を行いたい。
 6日朝、宿から朝立ちの場である宮古郵便局前に急ぐ。
5月29日~9日目の朝の國仲昌二(くになか・まさじ)。すっかり自信が付いたようだ。7:47
対角線に宮古郵便局があり、郵便車が出て行く。7:49
最終日だからか、皆さんますます気合いが入っている。7:53
交差点での街頭宣伝活動は、車が相手であり、信号を見ていないと、正面からアピールできない。なかなか忙しく、難しい。7:54
反応は思いのほか、いい。車内から手を振ってくれる人、窓を開け、手を振ってくれる人なども多数いる。
亀浜玲子県議から挨拶。亀浜県議から宮古の平和の一議席をバトンタッチできるか否かが掛かっている選挙だと訴える。8:01
國仲昌二のご挨拶。8:12 話しは手短だが、玉城県政の与党的立場として、①「誰一人取り残さない社会」をめざす、②離島振興を島の農水産業の振興を基礎に行う、③宮古島への危険な弾薬庫など住民の理解をえないままの自衛隊基地の強行配備に反対、④行き過ぎた開発を止める、⑤日本の民主主義と地方自治の理念を取り戻すなど。どれひとつをとっても困難な課題だが、こうした取り組みの筋道を打ち出していかなければならない。この道は以上の諸課題が折り重なっているのであり、ここを明らかにしていく中から、先が見えてくるだろう。
 私は一旦彼らと離れて、宮古島市役所方向に歩き出す。
自民党公認下地やすのりの宣伝カー。8:32
「みんなにやさしい宮古島づくり」を如何にしてやるつもりなのだろうか。「一人ひとりの生活に寄り添う」事が安倍政権の政策と重なっているのか?! 真逆だと言うことを國仲は示すべきだろう。細かい話しで恐縮だが、個を重視しているとすれば「ひとり一人」だろうと、私は考える。
 結局、私は平良港まで来てしまった。
丁度、多良間島行きが出港した。9:00
多良間の自然環境は最高だ。1週間ぐらいのんびりしていたい島だ。
県議選ポスター今回の3名。 9:34 
座喜味一幸(70)が保守系現職。下地康教(60)は宮古島市職員(土木部長)の自民党公認・公明党推薦。國仲昌二(59)は元宮古島市職員・宮古島市議。オール沖縄結集の力と宮古島底上げの力とを如何に活性化を図るのか。オール沖縄の中でも揉んでいくべき課題が多数あるだろう。

 私は野原・千代田に行くことにした。

宮古空港北の誘導灯のあるとこで、突然ボーイング737が下りてきた。慌てて切ったが、遅かった。10:24
失敗作をそのままともいかず、次を待つ。なかなか来ない。
 
ボンバルディアだ。標準レンズでぴたり。10:52
未だ飛行機は余り飛んでいないのかも知れない。午後の予定に差し支えるので、次に向かう。
ヤンバルセンニンソウ。11:44
野原(のばる)の第53警戒隊(航空自衛隊)の対空レーダー。手前の窓はマンション。500m程の距離。11:48
野原越で休憩。
野原越から第53警戒隊。12:26

野原集落から第53警戒隊の一部を覘く。正面の緑の壁は地下施設。
南へ約1kmに陸自千代田駐屯地ができた。このフェンス。道を挟んで「自衛隊反対」の旗がはためいている。先日壊されたばかりだ。自衛隊の監視カメラに映っていた映像から、逮捕されたようだ。そんなこともあるのか。13:26
千代田駐屯地を行く。13:32
第7高射特科群
軍用車両は3月の時よりも整理されて駐車。袋の中は短距離地対空誘導弾の発射機か。
北の山で今日も工事が続いている。13:37
反対側から。北に第53警戒隊。さきほどの重機が見える。ここの土砂は保良の弾薬庫に運ばれているようだ。13:43
フェンス越しなので余り見えないが、03式中距離地対空誘導弾発射機が並ぶ。
13:44
当初の説明会では作りませんと答えていた弾薬庫。太いパイプは空調設備。13:46
こうした軍事車両やミサイルが宮古島の安全を守るのか? 真逆でしょう。これで守れるものは人の命ではない。

途中で車と合流。
 
ゲットウの花と実。命とはこうして次の世代に引き継がれていくのだ。15:00
千代田の西にある宮古島唯一の源流。下地地区。冷たい水だった。15:10
宮古島は地下水が豊富だ。地形が平坦なことと地質による。これが水源。だから住民は水には神経質だ。水が汚染されたらどうにもならぬ。
川満の製糖工場脇にある流れ。15:32
先ほどの流れの下流。石橋にご注目。池田橋。約200年前に改築とか。
八重のアカバナー。17:16
國仲の打ち上げ式の予定地に向かう。

先約が居た。下地派。本人は居ない。彼は宮古島市議のようだ。17:37
3人とも「離島振興」を掲げているが、本物は下地しかいないと。しかし、中央政府のお金を当てにしながら、離島振興は不可能だ。離島壊滅が関の山。歴史から謙虚に学ぶべし。
イオン南店前 國仲昌二。18:15
最後の訴え。コロナ禍から離島の医療の強化を重視している。
両側にずらりと並んだ約200名。18:25
この道危険。信号がない、イオンへの出入りが多く、撮影にはまったく不向きな場所だ。宣伝にはいいのだが。司会が交通事故に気を付けるよう連呼。
最後の訴え。18:29
団結頑張ろー! 18:34

7日開票:
①下地康教:新自民・新 :9204(当選)
②國仲昌二:無所属・新 :7685(当選)
③座喜味一幸:無所属・現:5166




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