がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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幸地グスクと熱田子

2016年05月03日 | ・琉球歴史/文化風景

 

GWいかがお過ごしですか?

今日は少しお天気崩れましたが、
明日・明後日はおおむね晴れになりそうですね。

 

さて、そんなGW前半に訪れた
久しぶりのグスク開拓は
西原町にある幸地(こうち)グスク。

ひょろ~っと長いこの木が目印。
(雷おちたりしないんだろうか…)

 

 

数段の階段を上ってすぐに主郭。

 

 

主郭にあった拝所。

 

 

北東の郭。

平場になっています。

幸地グスクは石垣を持たない
土のグスクです。

 

 

奥にあった幸地グスクカー。

今は枯れてしまっています。

グスクはもっと広かったようですが、
山が削られ、消滅してしまっているようです。

 

興味深いのは、
幸地グスクには空堀があったこと。

そして、その空堀が…

 

 

現在はそのまま道路になっていること。

左の茂みが幸地グスクです。

 

 

その道路沿いから見ることができた
グスク上門ガー。

  

 

主郭のあるエリアとは別に
象の鼻のようににょきっと突き出た南東の尾根。

 

 

先端は平場になっているようで、
敵の迂回を阻止したり
防御のための施設だったとか。

 

 

そこからの眺め。

知念半島もすぐそこに。

海を行き来する船もしっかり見えます。

 

 

視点を左に動かすと、
西原の町。

南西石油のタンクが並んでいます。
真ん中の黄色い看板が西原メインシティー。

 


↑クリックで拡大

 

さて、グスクを知るには
まずそこであったドラマを調べないと。

ありました、ありました。

幸地グスク城主・熱田子(あったしー)。

同じ西原にある
津記武多(ちちんた)グスクの按司や
棚原グスクの按司と
まぁ~、どんちゃんやってますよ。

 

案内板には津記武多按司といさかいを起こし、
とありますが、
別の言い伝えによると、
熱田子が津記武多按司の妻(美人)に
横恋慕したのがそもそもの原因だとか。

 

ある日のこと、
熱田子は津記武多按司の妻(美人)が
カーで髪を洗っているのに出くわした。

前から密かに津記武多按司の妻(美人)に
想いを寄せていた熱田子は、
夫人の後ろに回ると
いたずらで泥を投げつけた。

それを知った津記武多按司は激怒。

 

以下略。

 

…って、小学生か!!Σ(゜Д゜;)

 

 


「沖縄のグスクめぐり」(当真嗣一監修)
「琉球グスク研究」(當眞嗣一著)

 

  

 

 

*おまけ*

 

グスク内によく生えている琉球竹。

聞くところによると、
武器(矢など)になるから、だとか。

なるほど。

羽地グスクにもたくさんあったな。


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