女子アナ大辞典

今回は森田美由紀アナを紹介します。
彼女は大学在学中に教員免許を取得しており、大学卒業後は学校教員を志望していました。その為、教員になる上で社会人経験を積んでおこうと思い、その一環として１９８４年にＮＨＫ札幌放送局のＦＭラジオ放送のディスクジョッキー選考に応募しました。
その応募に関しては落選してしまいましたが、応募試験の際にＮＨＫ札幌局のニュース番組担当のスタッフの目に留まり、契約職員として採用されます。契約職員当時はＮＨＫ札幌局の夕方ローカルニュース番組「ニュースネット北海道」の街角リポーターを務めました。
その後、当時の上司の勧めもあり正職員採用試験を受けて１９８７年に正職員アナウンサーとなり、引き続き札幌局に在籍しました。
正職員採用後は「ＮＨＫモーニングワイドさっぽろ」の土曜日（札幌ローカル）のキャスター、１９８８年のカルガリー冬季オリンピックのＮＨＫ衛星第１テレビジョン中継番組の司会を担当しました。
ＢＳでの司会が認められ、１９８８年４月に東京に異動。ゴールデンタイム枠のニュースを担当したり、紅白歌合戦の総合司会に抜擢されたりと、「ＮＨＫの顔」としてテレビに出続けました。１９年間東京在勤の後、２００７年４月に故郷・札幌局へ復帰しました。
一時は国会議員の候補として名前が挙がったこともありました。
現在、彼女の路線を受け継いでいるのは小郷知子アナだと思います。