旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション278 「鮎屋三代塩焼き」(新八代駅)

2022-10-09 11:19:17 | 駅弁コレクション
【鮎屋三代塩焼き】(新八代駅)
                            2022.10.9投稿

2019年(平成31年)1月19日
 京王百貨店新宿店「第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で購入
                           価格1,250円
                       [製造元](資)頼藤商店

 『鮎屋三代』(駅弁コレクション278)の姉妹品、鮎の塩焼きです。
 掛紙は色が違うだけで、あとは『鮎屋三代』と同じです。




 球磨川で採れた天然鮎を焼いて、そこからとった出汁でしめじや人参と一緒に炊いた炊き込み御飯の上に、大きな鮎の塩焼きが載っています。
 付け合わせは、玉子焼き・菜の花のおひたし・椎茸煮・筍煮・酢れんこん・桜大根です。
 『鮎屋三代』から、梅干しをはずしただけです。


 鮎は容姿の美しさと、胡瓜や南瓜の香りに例えられる独特の香りから『川魚の王』とも言われる日本とアジアの一部にしか生息していない魚です。
 その鮎の塩焼きが、まるごと一匹どーんと入っています。
塩焼きの時間を置いたものは美味しくないと思っていましたが、口に入れてビックリ。塩辛くなく、鮎の香りが口の中に広がります。
頭の部分以外は、骨があってもあまり気になりません。よく噛んで、骨まで頂きました。 これも、期待を裏切らない、美味しい駅弁でした。
 この駅弁は、2004年(平成16年)の九州新幹線部分開業と共に誕生した「九州駅弁グランプリ」で初回から3回目まで3連覇した実績ももつ駅弁「鮎屋三代」販売開始から10年後に誕生した駅弁です。
 製造元の公式ホームページには、現在の駅弁の写真が載っています。


 調製元の頼藤商店は、八代駅前で100年以上鮎の加工や鮎料理を手掛けている会社です。


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