鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

東海道本線東京行き

2015年03月13日 | 来た! 見た! 乗った!
朝の品川駅の改札口。
3~4分間隔で発車する上り列車は、すべて東京行きです。
なんとも心地よくなるような統一感ですが、これは金曜日で見納め。
土曜日からは、いろいろな行き先が並ぶことになります。


ご存知のように、東京駅は100年前に開業しています。
それまでは、西日本への始発駅は新橋、北日本へは上野でした。
その新橋・上野間を高架線で結び、
首都の玄関口として中間に設置したのが、東京駅でした。
当時から南北を直通させる構想はあったようですが、
100年経ってようやく、本格的に直通運転が始まります。

その代わりといってはなんですが、
東京駅と上野駅では、始発列車が減ります。
折り返し列車が、車内整備のために延々と停まっている光景は過去のものに。
あれはあれで、時の流れがゆっくりしていて好きでした。
鉄道が、長距離輸送の主役だった時代の面影のような気がするのです。

それをもういちど、確かめておきたくなります。
仕事帰りににわざわざ、東海道線に乗り換えました。
お名残乗車というやつです。

品川・東京間、10分足らずの短い旅路。

「東海道線」と掲げた電車がやってきました。
土曜日からは「上野・東京ライン」という電車が主流になるのでしょうね。

平日夜間の上りですから空いているかと思ったら、混んでいました。
残念ながら、立ち席。

途中、新橋に停まります。
今まで、上り列車はすべて、次の停車駅である東京止まりでした。
だから、待っているお客さんはほとんどいません。

来週からは、こちら側にも通勤客の列が並びますね。

東京駅は10番線に到着。
あいにく、回送列車になるそうです。
折り返しの車内整備の様子は、見ることができませんでした。
隣の8番線には、始発を待つお客さんの人波。


9番線は座席定員制のライナー。
10番線は回送です。
ですから、このホームに上がってくるお客さんの数は限られています。
静かな静かな東京駅。
そろそろ、見おさめです。


100年経って東京駅では、建設当時の目的だったスルー運転が始まります。
つぎの100年が経ったときには、どんな運転形態なのでしょうか?
どんな車輌が走っているのでしょうか?
新幹線は、もっと伸びているのでしょうか?

100年後だと、ワタシは146歳という計算になります。
ほぼ、見ることは叶わないでしょう。
無念です。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ←ランキングサイトへのリンクです♪♪
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電車を真横から撮ってみる(... | トップ | TOMIX#2522ほか14系寝台車の... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
東京圏と大阪圏 (ぼうず)
2015-03-13 19:49:32
湘南新宿ラインに続いて上野東京ライン開業に伴い、東京圏でも比較的距離の長い近郊列車が運行されますね。最長は黒磯-熱海の約268kmでしょうか。大阪圏だと米原廻りの敦賀-播州赤穂で約276kmですから、JR東ももうひと頑張りといった感じでしょうか。
しかし房総方面はすっかり取り残された感がありますね。湘南新宿ラインを多少減らして東海道・横須賀・総武快速系の直通があってもおかしくないのにな。沼津発君津行、なんてコトになったら一見判りづらいかな?
沼津行き (とりのさんぽ)
2015-03-21 14:54:19
早くも1週間経ちましたが、品川で黒磯行きを見ると、新鮮です。黒磯行きと沼津行きが並ぶこともあるのかなぁ?
湘南新宿ラインに比べると、遠い行き先がありますね。総武線がダメなら常磐線に期待しましょうか?

コメントを投稿