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〖となりのチカラ〗全話あらすじ・ネタバレ感想!松本潤演じる中腰(ちゅうごし)ヒーローとは

主演・松本潤、脚本・遊川和彦〖となりのチカラ〗全話あらすじネタバレ感想!
テレ朝ドラマ初主演の松本潤さんが演じるのは、思いやりと人間愛だけは人一倍だが何をするにも中途半端で半人前の≪中腰(ちゅうごし)ヒーロー≫。
2022年1月20日よる9時からテレビ朝日系にて放送スタート。

〖となりのチカラ〗 

主演:松本 潤
脚本・監督:遊川和彦
放送:毎週木曜日よる9時~9時54分
『となりのチカラ』 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks
※放送予定は変更になる場合があります

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 ※ゲスト出演者は各話に記載

〖となりのチカラ〗あらすじとネタバレ感想

 ※2月3日は北京オリンピック放送でお休み
 ※2月17日は北京オリンピック放送でお休み

【遊川和彦関連記事】

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

〖となりのチカラ〗キャスト 

[サニーパークハイム小金井]
<403号室 中越家>
●中越チカラ(松本 潤)
 読み≫なかごし・ちから
 中途半端に他人の問題に首を突っ込む
 解決できず中腰でオロオロする
 職業はゴーストライター
●中越 灯(上戸 彩)
 読み≫なかごし・あかり
 チカラの妻でアパレルショップ店長
 チカラとは大学時代の同級生
 本音はチカラに自分の小説を書いて欲しい
●中越愛理(鎌田英怜奈)
 読み≫なかごし・あいり
 チカラの娘でプライドが高くクールな12歳
●中越高太郎(大平洋介)
 読み≫なかごし・こうたろう
 チカラの息子で10歳

<402号室 木次家>
●木次 学(小澤征悦)
 読み≫きつぎ・まなぶ
 チカラ一家の隣人でエリート会社員
●木次達代(映美くらら)
 読み≫きつぎ・たつよ
 木次学の妻
 エリートの夫に恥をかかせたくない
 家事・育児を完璧にこなそうと頑張る
●木次好美(古川 凛)
 読み≫きつぎ・よしみ
 小学3年生の娘

<404号室 道尾家>
●道尾頼子(松嶋菜々子)
 読み≫みちお・よりこ
 404号室に住む占い好きの女性
 常に“今日のラッキーカラー”の服を着る
●頼子の娘・美園(成海璃子)とその子・啓介(森 優理斗)
 4話で登場、5話~同居

<303号室 マリア>
●マリア(ソニン)
 チカラ一家の真下に住む
 数人の女性同士でルームシェア
 部屋には複数人の男が出入りしている

<503号室 柏木家>
●柏木清江(風吹ジュン)
 読み≫かしわぎ・きよえ
 チカラ一家の真上の部屋で孫と2人暮らし
 様子がおかしくなり……
●柏木託也(長尾謙杜)
 読み≫かしわぎ・たくや
 柏木清江の高校生の孫で優しい少年
 小学生の時に両親を震災で失った

<601号室 上条家>
●上条知樹(清水尋也)
 読み≫かみじょう・ともき
 10年前の凶悪事件の真犯人「少年A」の噂

<管理人>
●星 譲(浅野和之)
 読み≫ほし・ゆずる
 笑顔が嘘っぽいマンションの管理人
 噂好きだが自分のことは一切喋らない

<603号室 新住人>
●小日向(藤本隆宏)
 7話から登場するトラブルメーカー

<チカラの関係者>
●本間奏人(勝地 涼)
 読み≫ほんま・かなと
 チカラが代筆する本の担当編集者
●マスター(夙川アトム)
 [Mukaino Cafe]店主
 チカラが執筆作業をする喫茶店
●猫/ナレーション(田中哲司)

となりのチカラ主題曲♪上を向いて歩こう(上原ひろみ)


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〖となりのチカラ〗第1話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
※初回拡大スペシャル
東京のとある郊外に建つマンションの403号室に引っ越して来た中越家は、優柔不断で困っている人を放っておけない夫のチカラ(松本潤)とアパレルショップで店長をしている妻の灯(上戸彩)、クールな12歳の娘・愛理(鎌田英怜奈)、最近性に目覚め始めた10歳の息子・高太郎(大平洋介)の4人家族だ。

そんな中越一家が越してきたマンションの住人はとても個性豊か。
さっそくチカラが遭遇したのは、全身を“今日のラッキーカラー”でコーディネートした隣人・道尾頼子(松嶋菜々子)。
下の階のマリア(ソニン)の部屋には複数の男性が出入りしているようだし、管理人の星譲(浅野和之)からは「601には連続幼児殺人事件の犯人・少年Aが住んでいる」と聞かされて……。

引越から数日経ったある日、隣の部屋から悲鳴が聞こえてきた。
灯から「ご近所のことに首を突っ込まないように!」と忠告されていたチカラだが、引越の挨拶を口実に訪問することに。
隣の402号室は、エリート会社員・木次学(小澤征悦)とその妻・達代(映美くらら)、娘の好美(古川凛)が住んでいる。
一見仲が良さそうな木次家だったが……。

〖となりのチカラ〗第1話ゲスト

前歯にゴマが挟まった大御所歌手(佐藤浩市)
スカイ引越センタースタッフ(小多田直樹)
灯の店の店員(奥山かずさ)
マリアの同居人(メイ・フォン)
マリアの同居人(リエン)

●感想
何がビックリって松嶋菜々子さんでしょ。
1973年生まれで今年49歳の松嶋さんが白髪交じりのアラ還女性を演じるとは!
佐藤浩市さんが一瞬だけ登場。
主人公・中越チカラ(松本潤)の取材対象者で大御所歌手だが、前歯にゴマが挟まっているという役どころ(((*≧艸≦)ププッ

木次好美役の古川凛さんは『カムカムエブリバディ』のるいちゃんですよね?
“I hate you !”と言いながら戸をガシャーンと閉め安子を追い出した子ね。

上戸彩さんがやってた一瞬にしてTシャツをたたむ技、もっ回ゆっくりやって!
1.Tシャツの左の肩を右手でつまむ
2.左手でお腹の辺りをつまむ
3.左手はそのままで、右手は肩をつまんだまま裾をつまむ
4.左手を引く
5.シャツを整える

そんな上戸彩さんが演じるチカラの妻・灯は厳しい事を言いつつもチカラが他人を放っておけないことも理解している。
隣の悲鳴に中腰になるチカラに
「コレ持ってって」
唐揚げド――――ン!
良い奥さんだなぁ。

冬に水遊びって……。
虐待だと分かっていてもよその家庭の中にはなかなか踏み込めない。
手旗信号でも逃げる事ができない好美には心の支えになるのだろうか?
そうこうしているうちに新たな悲鳴が……。

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〖となりのチカラ〗第2話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
朝食時、上の階から聞こえる「助けて」の声に様子を見に行った中越チカラ(松本潤)は、廊下に出てきた503号室の柏木清江(風吹ジュン)に強盗がいると言われ、恐る恐る部屋の中へ入る。
しかし、そこにいたのは清江の孫の柏木託也(長尾謙杜)だけ。
託也は強盗のふりを始める。
託也によると、清江は認知症だと言う。
受験を控えた託也はそんな祖母の面倒を一人で見ている。

チカラは終末にホームパーティーを開き、柏木家の2人を招待しようと、妻の灯(上戸彩)に提案するのだが…却下。
そんな中、買い物を忘れた清江と灯が偶然会い、そのまま中越家で食事をすることに。
その席で、チカラは清江に介護資料を渡そうとして……。

〖となりのチカラ〗第2話ゲスト

子供時代の柏木託也(小林郁大)
大声で電話する客(小川智弘)
電話を注意する女性客(里 佳津乃)
愛理の担任の先生(谷 知恵)

●感想
第1話で上戸彩さんがやって見せたTシャツのたたみ技をしばらく練習したわ。
2話でチカラ(松本潤)もたためるようになってた。

柏木託也(長尾謙杜)はチカラに、自分がいかに悪い人間か話す。
認知症になった祖母・清江(風吹ジュン)が早く死んでくれないかと望んでしまうような人間だと涙ながらに話す託也だが、彼が言っていた事はみんなが思う事だよ。
特に身内の問題は逃げられないから、自由になりたい、解放してほしいって思ったら、考えちゃいけないことだけど死を願ったりすることは誰にでもある。
それを口に出して言えないだけだと思う。
託也は怖かったと思う。
しっかりしていてもまだ未成年。
清江が孫を認識できなくなった事実を前に手が震えていたもの。

柏木家では、困った時にはチカラに連絡することが決定した。
そして、生意気な娘・愛理(鎌田英怜奈)も、他人の世話ばかりやく父親・チカラに
「そうすれば自分の問題に向きあわなくて済むもんね」
と辛辣な一言をかましていたが、作文でちゃんと父親のことを認めていた。
良かったね、チカラ、認められたよ。

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〖となりのチカラ〗第3話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
突然303号室のマリア(ソニン)が中越家にやって来て匿ってくれと言う。
中越チカラ(松本潤)と妻の灯(上戸彩)はマリアを招き入れたが、そこにマリアの客だと言う男が乗り込んで来る。
マリアは部屋でベトナム式エステ店を営んでおり、どうやら男は風俗的なサービスを期待していたようだ。
灯が機転を利かし男を追い払う。

マリアは外国人技能実習生として介護関係の会社に勤務していたが、妊娠を理由に解雇されたと言う。
しかも、お腹の子の父親はその会社の課長で妊娠を知ると会ってもくれなくなったと聞いたチカラは激しく憤る…がやっぱり中腰で何もできず…。

マリアが部屋の退去を命じられたことを知ったチカラは、彼女の子供の父親・芝田(渡辺大)に会いに行くのだが……。

〖となりのチカラ〗第3話ゲスト

マリアの客(末吉司弥)
マリアの子供の父親・芝田(渡辺 大)
チカラの取材相手クワメ・アナン(千太郎)
[小金井総合病院]産婦人科のマリアの主治医(柳谷ユカ)
[小金井総合病院]看護師(名越佳代)
マリアに退居通告する[大洋ケアサービス]社員(諫山幸治)
マリアの母(ニューエン・ティンヌー)

●感想
マリア(ソニン)に日本の男について詰め寄られたチカラ(松本潤)は返答に困りオロオロオロオロ。

ホントに自分の子かと言う芝田(渡辺大)。
うん、ホント、ダメ男日本代表だよ。
でもね、会社であんなにワーワー言っても、あの芝田はクビになるわけでも左遷されるわけでもないと思う。
ザ日本企業の判断はそんなもん。
日本の企業ではああいう場合、日本人の女性が相手でも結果は大して変わるまい。
婚約者がいるって言ってたけど、その女性は気の毒なことだわ。

灯(上戸彩)の激怒ぶりにビビる~。
でも、話をつけてマリアの職やお金の問題を解決したのは灯ちゃん。
頼りになるわ~、灯ちゃん。

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〖となりのチカラ〗第4話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
「助けてくれる?」と404号室の道尾頼子(松嶋菜々子)に言われ家に呼ばれた中越チカラ(松本潤)。
頼子の部屋には、チカラの妻・灯(上戸彩)、娘の愛理(鎌田英怜奈)、柏木清江(風吹ジュン)にマリア(ソニン)、それに木次達代(映美くらら)が居た。
頼子は、皆を救うと言い、各家庭の悩みや問題を次々と言い当てる。
清江はすっかり信じ込んでしまい、頼子から1本2千円のペットボトルに入った水を買ってしまいそうになる。
しかし、そこに頼子を「おかあさん」と呼ぶ男性が現れ……。

この男性・吉井(稲葉友)は、頼子の娘・美園(成海璃子)の別れた夫だった。

〖となりのチカラ〗第4話ゲスト

道尾頼子の娘・美園(成海璃子)
美園の息子・吉井啓介(森 優理斗)
美園の別れた夫・吉井(稲葉 友)
頼子を騙す占いの先生(小柳友貴美)

●感想
(((*≧艸≦)ププッ
チカラ(松本潤)は、管理人・星譲(浅野和之)には「無駄に爽やか」と言われ、頼子の娘・美園(成海璃子)には「中途半端なイケメン」と言われる。
中腰すぎるよ、チカラ。
灯(上戸彩)ちゃん、ガミガミ言うけど気が長いよね。
灯ちゃんの問題分析力と解決力、凄いな。
さすが店長だけあって素晴らしいリードだ。

[Mukaino Cafe]の店内で道尾頼子(松嶋菜々子)と娘の美園が大喧嘩。
頼子は、息子をいじめ自殺で亡くした。
学校に怒鳴り込んだから余計にいじめられて自殺したってことだけど、放っておくのが正解でもないと思う。

柏木託也(長尾謙杜)、合格!
おめでとう.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.


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〖となりのチカラ〗第5話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
柏木託也(長尾謙杜)の大学合格祝いをしている最中に管理人・星譲(浅野和之)から、少年Aが住むとしてチカラ達のマンションがSNS上にアップされていると知らされた中越チカラ(松本潤)。
星は、601号室の上条知樹(清水尋也)にチカラから直接少年Aかどうか確認してほしいと頼む。
悩んで中腰になるチカラだが、上条と2人きりになるチャンスが訪れる。
チカラが思い切って上条に「少年院に入っていたという噂があるんだけど…」と聞くと、上条は「入ってました、少年院」と肯定の返事をする。

チカラから報告を受けた星は、上条の部屋のゴミから証拠を掴もうとしたり、何だか思い詰めている様子。
上条は誰かが吹き込んだ噂のせいでせっかく決まった就職先をクビに……。

〖となりのチカラ〗第5話ゲスト

上条の保護司の女性・金谷(村上麗奈)
代理ミュンヒハウゼン症候群を患っていた上条の母(清瀬やえこ)
星の息子(石塚陸翔)
子供時代の上条(大田滉翔)
上条をいじめていた生徒→死亡(本田 旬)
上条をいじめていた生徒(根本拓洋)

●感想
SNSの適当なつぶやきに愛理(鎌田英怜奈)が
「うちのクラスでも適当なこと書いて、すーぐいじめるし」
と一言。
そうなの!?Σ(゚□゚)ガーン
適当に書いていじめるの?
怖っ!今時の子供、怖っ!(((゚□゚;)

「みなさん、ご迷惑をおかけしました」
と挨拶してマンションを出て行こうとする上条知樹(清水尋也)の前に立ちふさがったのは管理人・星譲(浅野和之)だった。
上条は自分の感情をうまく表現できない病気で、ずっといじめられていた。
親にも……。
でも、それは自分が悪いと思っている。

上条の事情を知っている中越チカラ(松本潤)は、彼を引き止めようとするが、
「そんな不気味な人間いない方がいいじゃないですか」
と言われてしまう。

「なんで僕みたいな人間が生きてるんですか
チカラさん、教えてください
僕が一体何の役に立つんでしょう
僕は一体何者なんですか」

無表情で全く感情が乗っていない口調で上条はチカラに問いかける。
一体何と言えば、上条の心の救いになるような返事になるのだろう?
チカラの答えは、「君は僕の大切なお隣さんだよ」だった。

チカラは病気のことを調べ、上条に
「人の気持ちを想像するのが苦手なだけなんだ」と教える。
そして、上条が自分の気持ちが分かる参考として、マンション住人に協力してもらい、みんなの表情を写真に撮って、それを上条に見せる。
その写真を見ているうちに、上条は涙をこぼす。

上条
「僕は今、泣いてるんですかね?
てことは僕は今、悲しいんですか?」

チカラ
「多分、嬉しいんだと思う」
上条
「だったら、ちょとは笑った方がいいんですかね?」
チカラ
「そうだね」

上条が参考にしたのは、優しさに溢れている柏木清江(風吹ジュン)の笑顔だった。
ぎこちない笑顔を浮かべ、チカラに「どうですか?」と訪ねる上条。
チカラは
「頑張ろうか、これから
ね?」

と笑顔で応える。

松本潤さんが本番中に思わず泣き出しそうになったと言う第5話ラストシーン。
上条が“連続幼児殺人事件の容疑者”じゃなくて良かったけど…何か…背景が辛いな…。

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〖となりのチカラ〗第6話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
いつものように向かいのカフェからマンションの様子を眺めている中越チカラ(松本潤)は、隣の娘・木次好美(古川凛)の様子がおかしいことに気づく。
チカラが好美に渡していた手旗が、父親の学(小澤征悦)に見つかってしまう。
チカラは慌てて木次家に駆けつける。
だが、声を荒げる学の様子から達代(映美くらら)と好美が危害を加えられそうで、チカラは一旦引き上げることにする。
その日以降、木次家のカーテンは閉ざされ外から様子はうかがえなくなる。

そんなある日、カフェに学がやってくる。
チカラは学に会話を試みるが、学からは強く釘を刺される。
それでも諦めきれず、チカラはマンションの女性陣に協力を依頼する。
頼子(松嶋菜々子)達から警察への相談を提案された達代はこれを拒否。
いろいろ試すもののうまくはいかず、ついに達代はある決断を……。

〖となりのチカラ〗第6話ゲスト

灯の店で試着しまくる客(熊谷真由)


●感想

みんなで木次家1時間ごとにピンポン!
怖い、怖いよ、木次学(小澤征悦)。
学はチカラ(松本潤)にもうまいこと言う。
躾は身を美しくなんて言われたら、何にも言えなくなるわ。
達代(映美くらら)からも、好美(古川凛)を犯罪者の子供にしたくないって言われたら、そりゃ皆さん口ごもっちゃうわ。
それ以上の強い言葉なんて思い浮かばない。

達代は好美を抱いてベランダに立つ。
子供を道連れにしようとしている達代をチカラは止めようとするが……。
「中途半端に助けてもらっても辛くなるだけなんです」
と達代に言われ言葉を失う。
管理人の星さん(浅野和之)に
「達代さん、駄目ですよ。
私は子供を殺された親だから…そんな事…絶対に許さない」

と言われ、達代は一旦落ち着く。

マンション住人で達代と好美を守ろうとするが、学がチカラ宅にやって来てギャーギャーわめく。
その恐怖の中、好美はチカラに
「チカラくん、好美のパパになって。
パパになってママと好美を守って」

と言う。
好美のこの一言にちょっとビックリした。
「もう、やだよ、あんなパパ」
。゜(゜´Д`゜)゜。
つまり、あの現実のパパよりは誰でも良いってことかな。

怯えてばかりの達代は家に帰ると、好美と一緒に荷物をまとめる。
「あたし、生まれ変わることにしました」
「人生をよくするのは自分しかいないって」
「あたし、好美が何も恐れずにのびのび絵を描いていけるそんな未来を作ってやりたい」

そう言って、暴力夫と向きあう達代はカッコ良かった。
今まで怯えていたのに、学が引き止めようと手を掴むと一喝。
「汚い手を放せ、クソ野郎!」

ほんとにスッキリ晴々してマンションを出て行った達代と好美。
でも、あの男・学と離婚するのは難しそうだな。
あの男、嫌がらせのように離婚は粘るだろうからな。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

〖となりのチカラ〗第7話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
「これ以上、チカラ(松本潤)くんといたくないの」
そう言って妻の灯(上戸彩)は実家に戻ってしまった。
チカラには灯が出て行った理由がとんと浮かばない。
2人の子供達も途方に暮れ、チカラは困り果てる。
そんな状態でも、訪れるマンション住人の相談に乗り続けるチカラは、目の前の我が家の大問題に向き合えず……。

チカラは、小説を書かずゴーストライターの仕事ばかりしていることに灯が不満を抱いているのでは、と考え編集者の本間奏人(勝地涼)の依頼を断ってしまう。
だが、そんなことでは灯の気持ちに変化は起きず。
娘の愛理(鎌田英怜奈)から勧められ、チカラは灯の実家へ向かう。
そんなチカラに灯の両親も兄も「離婚」をちらつかせ……。

〖となりのチカラ〗第7話ゲスト

[光明寺]住職・で灯の父の円蓮(田山涼成)
灯の母・良子(筒井真理子)
灯の兄・沢源(駒木根隆介)
603号室の新住人・小日向(藤本隆宏)
 ※最終話まで登場
上条のバイト先居酒屋店長(ワタナベケイスケ)

●感想
離婚、離婚と言いながら暗にチカラ(松本潤)を責める親兄妹に、
「この世界でチカラくんをけなしていいのは、あたしだけ!」
と怒る灯(上戸彩)ちゃん。
ああいうことを言うってことは、チカラへの愛がないわけではない。
そんな灯に、家出の理由が分からないチカラは最終的に土下座~!

そっかぁ、チカラはキレると黙ってトイレに逃げる癖があるんだね、はは。
一方、灯は本気で怒ると何も言わなくなる。
怒ると何も言わなくなる人には「黙ってるのは卑怯だぞ」と言ってみましょう。
ちょっとだけ効果あるかもね。

灯ちゃんの家出の理由が分かり、一晩中話を聞くチカラだったが、もうあと一歩必要だった。
灯ちゃん、世の奥さん代表のようなぶちまけ方だったな。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

〖となりのチカラ〗第8話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
実家に帰った妻の灯(上戸彩)から中越チカラ(松本潤)出されたのは3つの課題。
1.灯が仕事を辞めて良いのか
2.娘の愛理(鎌田英怜奈)を怒鳴ったり叩いたりしていいのか
3.息子の高太郎(大平洋介)を塾に行かせて良いのか
チカラはあれこれ考えて仕事に集中できず、その上、マンションの住人からも総スカンをくらっていて…落ち込むばかり。

そんな中、503号室の柏木清江(風吹ジュン)が、孫の託也(長尾謙杜)が自分の介護の為に大学進学を断念しようとしていると知り、「介護施設に入る」と言い出す。
震災以降、両親に代わって孫を育ててきた清江は、本心では託也と離れたくないと思っているが、認知症は進行するばかり。
チカラもおろおろするのだが、清江がマンションからいなくなり……。

〖となりのチカラ〗第8話ゲスト

灯の兄(駒木根隆介)
グラビアアイドル・アスナ(小田飛鳥)

●感想
柏木清江(風吹ジュン)の認知症がかなり進行してしまい、とうとう孫の託也(長尾謙杜)のことが分からなくなってしまった。
混乱する清江を前にした託也の様子は、見ている方も辛くなる。
さすがのチカラ(松本潤)も今回はスッパリ自分の意見を言う。

そして、中越家の問題に向きあうチカラ。
高太郎(大平洋介)は自分のことをかなり好きだと言う。
自分を好きだと言えるなんて上等だと思う。
愛理(鎌田英怜奈)は、自分のことを性格が悪いと言うけれど、チカラの言う通り、愛理のことを理解してくれる本当の友達はそのうち現れるだろう。
無理して周囲に合わせて友達ごっこをするのは面白くないもんね。

灯(上戸彩)ちゃんに、
「そんなあなたを僕は大好きです」
と言うチカラ。
何かもう一回プロポーズしているみたい。
これまで中腰でオロオロしながら隣近所の問題にしゃしゃり出ていたチカラだが、
「もう何もしない。クビを突っ込むのもお節介も止める」
と宣言。
ほんとにィ?
そういうのは性分だからなぁ。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

〖となりのチカラ〗第9話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
マンションで火災発生!
表に避難した中越チカラ(松本潤)たち。
ボヤで済んだものの火元は問題行動が目に余る新住人・小日向(藤本隆宏)の603号室だった。
しかも、自分で火をつけたとのこと。

もう隣近所の問題にクビを突っ込まない宣言をしたチカラは、宣言通り放置しようとするが、妻の灯(上戸彩)から小日向に話をしに行った方が良いのではないかと言われ……。

やがて、これまでのトラブルが、実は小日向が自らの命を絶とうとしての行動だったことが判明する。
そんな小日向を救おうとチカラは……。

〖となりのチカラ〗第9話ゲスト

小金井総合病院産婦人科医師(柳谷ユカ)
愛理と友達になりたい転校生(川島夕空)

●感想
マンションの住人にお節介をやくのを止めた中越チカラ(松本潤)だったが、止めた方が冷静に動けるようになったようだ。
その代わり、頼りになった灯(上戸彩)ちゃんがうじうじしている。

小日向(藤本隆宏)が悪人じゃないと分かっても、頼子(松嶋菜々子)は許す気はないと主張し、自分の意見に従わない人達を前に
「いいからアタシの言う通りにすればいいのよ!」
とキレる。
頼子は本当に面倒臭い性格だ。
最後の人参が(((*≧艸≦)ププッ

木次学(小澤征悦)は、離婚届を持って来た達代(映美くらら)と娘の好美(古川凛)にまた手をあげようとする。
そこにチカラの息子・高太郎(大平洋介)が立ちふさがる。
おお!光大郎、勉強はできないけど勇気はあるんだな。
偉いぞ。
勉強できなくても、そっちの方が大事だ!

話を聞いてくれる人がいるだけで、自殺をしようとするほどの精神状態の人が立ち直れるかどうか分からないけれど、この世界で自分は独りぼっちではないと思えるくらいの効果はあるのかもしれない。
たかだかちょっとの間、家で籠もってなきゃいけなくなったくらいで位置共有アプリを頼りにのこのこ知人に会いに行こうとする人もいるくらいだもの。
そんだけ、他人に話を聞いてほしいのかも、と思うと、“となりのチカラ”は誰にでも必要なのかもね。

ナレーション担当のニャンコはマスターの飼い猫だった。
名前は「なつめ」=^_^=

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

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