六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

阪急電車に無賃乗車

2012-09-03 | 交通その他

 先日かなり久しぶりに阪急電車を無賃で乗車できたのですが、システムが変わっておりました。
 これはIC定期券や企画乗車券など、一部の駅しか売っていない乗車券類を購入するために、乗客を最寄の販売駅まで無賃送還するもので、以前は「定期券購入乗車証」なる常備券が各駅に置いてありました。
 常備券はその後普通切符を購入して払い戻す形式に変わりましたが、定期券については各駅の赤色自動券売機で購入できるようになったため乗車証は廃止に。通学定期新規購入等で指定駅まで送還したり、今回のような企画乗車券購入、IC定期券の新規予約外購入、磁気乗車券の磁気狂いなどレアケースが残ったため、こういった連絡票を発行するようになった模様です。

 今回は阪急阪神1dayパスを購入のため南方駅に来たのですが、駅員不在のため、最寄の淡路又は十三での購入となり、インターホンで話しかけると、オペレーションセンターの係員がテレビ電話に出て「左下から出る用紙を持って下車駅へ差し出して購入して下さい、改札機は今から開けます」と。

 前回南方駅に来たのは3ヶ月ほど前でしたが、その時は駅員がいて、改札口で購入したものですが、今回も同じ時間帯だったのに駅員はおらず、おかげで珍しい物を見る事ができました。
 おそらく今後も駅員のいる時間帯が減る事が予想されるため、こういった対応が増え、珍しくもなくなると思います。
 事業者側からすると正当な制度で無賃で最寄駅まで送るため「無賃送還」と言いますが、乗客の立場からすると正当であるか不正であるかに関わりなくタダで乗車するので「無賃乗車」には変わりません。
 各駅の自動券売機で定期券を発売している阪急電鉄ではこういう方式になっていますが、定期券を一部の駅でしか発売していない他社線では専用の乗車券を一旦購入し、定期券発売窓口で払い戻す扱いが多数あります。

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