peaの植物図鑑

ミズヒキ(水引)

一関市「釣山公園」  2009年9月15日(火)

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2009年9月15日(火)、一関市「釣山公園」の”恋人たちの丘”北側斜面にミズヒキ(水引)が群生して、細長い花穂に小さな赤い花を沢山咲かせていました。

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ミズヒキ(水引) タデ科 ミズヒキ属 Antenoron filiforme

林の縁などに生える多年草で、日当たりのよい所よりも、半日蔭の所に多い。茎は直立してまばらに枝分かれし、高さは50~80㎝ほどになる。葉は互生し、短い柄があり、長さ5~15㎝の楕円形で、先は尖り、両面ともまばらに毛がある。葉の表面の真ん中あたりに黒い斑紋があるものが多い。

8~10月、茎の上部に長さ30㎝ほどの花穂をつけ、直径5㎜ほどの小さな赤い花をまばらにつける。花は横向きにつく。花には花弁はなく、花弁状の4個の萼片がある。上にある3個の萼片は赤く、下側の1個は白い。このため、花穂を上から見ると赤く、下から見ると白く見える。これを紅白のミズヒキ(水引)にたとえて、「水引」の名がついたといわれる。萼片が4個とも白いものもあり、ギンミズヒキ(銀水引)f.albiflorumという。

果実は萼片に包まれたまま熟す。雌しべの花柱は果実の頃も残り、萼片の外に長く突き出ている。花柱の先端はカギ状に曲がり、これで動物や衣服などにくっついて運ばれる。

分布:日本全土、朝鮮、中国、インドシナ、ヒマラヤ。


今年の3月で84歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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