こんにちは 大橋みえ子です  

 皆さんの願いをまっすぐ区政に届けます

     日本共産党江戸川区議会議員

富山市立芝園小学校・中学校を訪問して

2018-09-05 09:44:38 | 日記
区議会文教委員会で、2018年8月28日の午後、芝園小学校・中学校を訪問しました。学校は31日から始まるとのことで、小学生は図書室に数人見かけました。中学生は暑い中、9月8日の体育大会の応援練習をしていました。
10年前に小学校中学校校舎一体型を新築。4つの小学校が統合されて芝園小学校に、その校歌は芝園中学校と同じものです。4つの小学校の統合とは驚くばかりです。明治6年開校が3校、昭和2年が1校です。歴史と伝統がある学校を4つ統合したのはかなり強引な感じを受けました。もとの小学校区ごとに様々な地域組織は残っているとのこと、地域の方の思いを感じました。なかには30分歩いて通学している子もいれば、車で送迎する子も。車が門に並ぶ様子が目に浮かびます。

芝園小学校の地域は日本人学校からの転入もあり、転出入が多く、4月は転入14名、学期末も7~8人転出しています。学区域外の通学は45名、普通学級各学年3で18、特別支援学級6、全児童619名。

校舎は小学校棟と中学校棟に分かれ、校舎をつなぐ部分に共用スペースが配置されています。体育館は2つあり、校庭は半分ずつ使用し、小中の共有スペース(図書館、ランチルームなど)は調整して使うとのことでした。時間割の配置はとても苦労するようです。小学校体育館の4階がプールですが、プールを使わないときは人工芝にして第二体育館として使用しています。
芝園中学校は、各学年4学級で12、特別支援学級3、全生徒424名です。校区からの生徒が約6割、他は学校選択で、開校以来10年間は抽選となっています。小中合わせて全校児童生徒は1043名となり、普通学級30学級、特別支援学級9学級という大規模校です。小中一貫校の大規模校化という矛盾は、大橋は前から指摘しています。やはり、連携というのが最も適切ではないでしょうか。
職員室は小中それぞれあって、夏休み中でも仕事をされている様子がわかりました。

小中一貫的連携教育の中で、合同研修会や民生児童委員との懇談会などのほかに、「互見授業参観週間」は今年は2日間行ったとのことでした。二日間の空き時間をってお互いに授業を見合い、持ち帰って事後研修も行っています。中学校1年の英語と小学校6年生の外国語活動を見合う、道徳、教科などの小学校の授業をみせてもらうなど。

説明された副校長先生は、小中とも今年4月から着任したばかりとのこと、副校長は2年間で異動ということも多いようで、ご苦労が感じられました。メリットは、小学生が日常生活の中で中学生に触れあうことが大きいこと、小中相互の教員の授業参観で子どもの様子がわかることをあげられていました。一緒に過ごすことで自然な触れ合いが生まれるのは素敵ですね。小中連携で先生方がますます忙しくなるということがないよう、葛西小中学校の連携教育の準備を進めていただけたらと思います。
私が学んだ小学校中学校は、校庭を中心に向かい合っていました。木造校舎でプールはなく、校庭の真ん中に大きな松の木が数本ありました。運動会は小中合同、通常の体育は半々に使っていました。小学校を卒業して約100m離れた中学校の校舎に通うという変化がない日常でしたが、教科ごとに先生が変わるという授業形態は大変新鮮でした。子どもたちが、新たな意欲をもって取り組める、そんな連携教育を期待します。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿