志情(しなさき)の海へ

琉球弧の潮風に吹かれこの地を掘ると世界と繋がるに違いない。世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

3月31日、久しぶりに『沖展』を鑑賞した。去年より訪れる人数は少なく、全体的に暗いイメージが会場を包んでいた~!

2023-04-01 04:19:37 | 沖縄文化研究
        (写真の部:沖展賞・山城和代さん「自慢の牙」)
琉球・沖縄文化の層の厚さが感じられた。沖展賞や準会員賞、浦添市長賞、うるま市長賞、そして沖展会員の作品はなるほどとうならせた。一部の染や織物以外の作品は写真撮影がOKだった。
 写真に迫力があった。
「書」は圧倒的で、琉球王府時代から書家が多いことに驚く。すごい世界だ。

小さな島の沖縄の美術の世界は盛況!

作品を網羅したパンフを買ったので、受賞者の名前を追記します。

沖展賞の絵画:「迫りくる現実」伊是名 教子さん
不穏な現況を暗示しています。
準会員賞:橋本 弘徳さん 「墓標」

これなどはノスタルジーだね。ホッとさせられる。「夏休み」仲本潤一郎さん

ちんなん(カタツムリ)のタイトル。仲村 春孝さん
カタツムリと菜園で戦っているので、面白いと感じた。

沖縄の書家のレヴェルは高い!

詩のテーマにもなっているが〜。

漆器も優れた工芸。漆芸「朱塗乾漆花器」 西原 郭行

よく知られたシーサ!

マンガン壺! 新垣安隆さん

沖縄ならではの陶芸です。去年、今年と多くの人々が死んでいます。なぜ?
「厨子」の題名です。意外でした。他にも厨子の作品が2作品あって~。「死」が身近に押し寄せているゆえか~?



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