Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(317)吉野公佳

2022-03-20 00:10:00 | コラム
75年9月5日生まれ・46歳。
神奈川出身。

公式ブログ

95年―日本で珍しいタイプの、カルト受けするホラー映画『エコエコアザラク』が公開されました。


古賀新一による人気漫画を佐藤嗣麻子が映画化、
主演は菅野美穂と、そして吉野公佳(よしの・きみか)さん。

いまの感覚でいうと「当然」菅野美穂の人気に火がついたんでしょ? となるわけですが、いやいや当時は、吉野さんの人気のほうが高かったのです。



<経歴>

吉野「きみ佳」吉野「きみか」と度々芸名を「少しだけ」変えるも、現在は吉野公佳に戻っている。

スカウトされ芸能界入りを果たす。
90年代前半、としまえんや東洋紡水着キャンペーンガールなどに起用され主にグラビアで活躍する。


映画俳優デビュー作は、93年の『高校教師』。

前述した『エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS』(95)がスマッシュヒットを記録し、つづく『エコエコアザラクII BIRTH OF THE WIZARD』(96)も好評。
その勢いに乗り岩井俊二がからんだ『ACRI』(96)、


『OL忠臣蔵』(97)、SABU監督の『アンラッキー・モンキー』(98)、
ビデオ作品ながら高い支持を集める三池崇史の『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』(2003)などに出演、
もう少し人気が伸びてもよかったんじゃないか、、、と思うのですが、このあたりで失速してしまいます。

『eiko』(2004)、
竹内力が主演するビデオシリーズ『MURAMASA ムラマサ』(2005~)などで好演するもいまひとつで、それが原因かは分かりませんが、「ソフトな」セクシービデオなどに主演して(一部で)話題になりました。

これ系?を専門とする自分の意見としては、人気絶頂時にやってくれるとインパクトもあって面白いのだけどなぁ、、、っていう。
なかなか難しいとは思いますけどね(^^;)

それ以降の作品に・・・
『茶々 天涯の貴妃』(2007)、『恐怖』(2010)、
最新作は、インディーズの『共振』(2021)。



同世代ゆえ、もう一花咲かせてほしいのですけどね!!

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(318)吉村実子』
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