北米原産で、葉が筒状になった食虫植物サラセニアの1種です。
「プルプレア」(別名ムラサキヘイシソウ、紫瓶子草)は、
葉が太く短い筒になり、ロゼット状に展開し、
草丈は15cm程です。
5月下旬、長い花茎を伸ばし、下向きに花を咲かせます。
花色は紫赤褐色で、下向きに咲かせます。
5枚のガクの内側に、5枚の花弁を下げますが、
レウコフィラ程には長くなりません。
6月上旬、萎れてきた花弁を避けて、内部を撮ります。
雌しべの先は傘を開いたように、子房の周りに雄しべがたくさん、
ガクと雌しべだけが残った花、新葉はまだ緑色ですが、
筒状葉の開口部周辺は、赤紫色の葉脈が、網目状に入ってきます。
7月上旬の花、緑色となり、種子が出来ています。