対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

蛇の髯の實の瑠璃なるへ

2018-12-26 | 庭の草木
蛇の髭(ジャノヒゲ)の葉が拡がって座布団のようになっている。根元の実を探して、葉をかき分けていると、すぐそばの葉の上に乾いた糞があった。危なかった。猫の糞である。庭に何匹か猫がやってくる。野良猫ではなく、近所で飼われている猫である。
タイトルは中村草田男の俳句からである。「蛇の髯の實の瑠璃なるへ旅の尿」。蛇の髭の実が冬の季語である。中村は立小便をした。ここでは猫が糞をした。どちらも切羽詰まっていたのだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿