HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ニーレンベルギア・(Nierembergia hybrid)

2022-08-14 | 夏 白色系

花壇の花もそうだけれど、道路際の民家の塀には
吊り下げられた鉢(格好よくハンギングバスケットと言うそうだ…)が目立っている。
そこからはみ出して咲いている花が多くなってきた。
それらが手ごろな価格で手近な場所で売られているからどこもかしこも花だらけ。
なのは良いことなのだけれど、雨が無いから下向きも多い。
中には面倒なのだろうか、何日もそのままになっている。
枯れたらまた買ってくれば良いのだろう。

苦い記憶の残る花が咲いていた。












ニーレンベルギア・オーガスタシリーズ
 ナス科ニーレンベルギア(アマモドキ)属 Nierembergia hybrid(Augusta Series)
この花には「ブルーリング」の園芸品種名が付けられ他にも何種類かがある。
ニーレンベルギアはcup flower(カップフラワー)の英名で呼ばれている。

ニーレンベルギア・カエルレア Nierembergia caerulea
園芸種名に「ブルーマウンテン」「パープルローブ」「モンテブランコ」「スプラッシュ マウンテン」など。
花を見て名前など浮かばない園芸品種名が広がりすぎている。
ガーデニングブームとやらがこんな風潮に一層拍車をかけて凝り固まった名前がもてはやされる時代になった。
園芸趣味ときっぱり縁切りした頃の事である。
園芸趣味を捨てた頃2009
ギンパイソウ(銀盃草/N.repens)の花色は白で花冠の底が黄色。
ギンバイソウ(銀梅草/ユキノシタ科・Deinanthe bifida)は別種
おまけにギンバイカ(銀梅花・銀盃花・銀杯花 マートル)と名付けられた木本(その矮性種)まである。
似たような名前が次々と登場すると、それを正しく呼ぶ、覚えることが多くなって
園芸趣味を持つこともご苦労なことだと思える。
(2022.08.02 明石公園)
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ニーレンベルギア・カエルレア2018 



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