『森林インストラクター』 かっちゃんの山歩き

２０１３年５月１８日
この時期、山歩きで良く出会う花のひとつに「シャガ（射干）」と「ヒメシャガ（姫射干）」があります。
シャガとヒメシャガはともにアヤメ科アヤメ属の多年草で、いかにもアヤメの仲間らしい”ゴージャス”？な花は見つけると少しラッキーな気分にさせてくれます。
シャガは草丈５０～７０ｃｍくらいになり、４～５月に白もしくは薄青色の花を咲かせます。
葉はアヤメ科特有の硬く細長い葉で光沢があり、常緑性で冬でも葉が残ります。
ヒメシャガは草丈３０ｃｍ以下で花もシャガより小さく、開花時期はシャガより少し遅い５～６月に薄紫色の花を咲かせます。
葉は細くて光沢は無く、秋には地上部が枯れることがシャガとの大きな違いです。
どちらも木陰など直射日光の当たらない場所に場所に生育していますが、ヒメシャガよりシャガの方が湿った場所を好むようです。

「シャガ（射干）」　５月１２日撮影
　　

葉は硬く細長い葉で光沢があります。
　

５月１４日撮影
　

　

こちらは高尾山　２０１１年５月１６日のシャガ～上の個体より少し青みがかっている
　　

ここからは「ヒメシャガ（姫射干）」　　　　　　　　　
２０１０年５月２３日　高坪山

２０１０年６月１０日　菱ヶ岳

２０１２年６月２日　高坪山　蔵王ルート（下り）のヒメシャガ　　　　　　　　　

　　　　　　　　

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