マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

EVE rebirth terror プレイ日記

2019-08-04 14:34:40 | ゲーム


この杏子、健康的な色気があって、いいよね(笑)。

本編にはない、販売促進用イラストかなんかでしょうが。
ともかく、この杏子には、まりなとは違うタイプの、「トロッちい部分を残しつつも、じつはやり手」といった敏腕捜査官に成長していってほしいですね。

いや、おもしろかったですよ。





前作へのリスペクトを随所に散りばめたうえで、いま風にするところやオリジナル要素もしっかり表現できてたし。



オレがあと10年若ければ、もう一周はプレイしてるでしょう(笑)。
前作・バーストエラーのキーとなったクローンについて、設定を踏襲しつつ、新たな事件に絡ませたり、さらにはバーストエラーの事件とも上手く絡めたりね。
キャラも「前作キャラと新作キャラの共存」が非常に巧みで。どちらにもしっかり花持たせる辺り、なかなかできることじゃありません(種デス見た人ならわかるでしょ)
そして、いきなりラストシーン近くの画像になってしまいますが――




真弥子の生還!


声も最初に彼女役を演じた岡本さん!



いや、「死んだはずのキャラが、じつは生きていた」っていうのは、よっぽと上手くやらないとシラケちゃうんですよ(種デス見た人なら・・・もういいって?)
そういや、ムウも小次郎も、中の人は同じですね。
ともかく、真弥子が出てきて、今回のゲストヒロインである橘花(きっか)との間に友情が芽生えて・・・これはニヤついちゃいましたね(笑)。
あ、別に百合な趣味があるわけじゃねぇぞ(笑)。
なんつーか、後追いとはいえ、SS版のバーストエラーをプレイした者としては、真弥子もやっぱ「昔馴染み」なんですよ。そんな彼女が、しっかりとした演出のうえで、復活したとなるとね。やっぱうれしいですよね。
あとはプリシア=プリンなんですが・・・彼女が顔を出すとしたら、次回以降かな?
それと、





「適度にハードボイルド、適度にコミカル」



ってとこも、このシリーズの魅力であり、それもやはり健在でしたよね。
とくに小次郎の「ルーズで女好きで、日頃から飄々とした軽口を叩きつつも、腕はたしか」ってとこなんかね、やっぱ工藤ちゃん(松田優作。探偵物語)以来の和風ハードボイルドってのは、こういう感じなんだよね。
まりなも、エロさは抑え気味になっちゃってたけど(ってか、それは小次郎にもいえることであり、おそらくは時代のせいでしょう)、「美人でカッコいいお姉さん」ぶりは健在でしたね。

続きまして、ゲストヒロインの橘花と桜花(おうか)。


ともにクローン(オリジナルは同一人物)だったか、橘花が桜花のクローンなんだっけ? まあ、ある意味、表裏一体な存在ですかね。
橘花のほうは「お嬢様だけど世間ズレしていない」「明朗快活なんだけど、品もある」って感じの、王道ヒロインでしたね。でも、逆に新鮮とういうか、好感持てるというか。
桜花のほうは外見からもわかるとおり、派手でオラついてて、でも、ややファザコンというか。
正反対のキャラを同じ人が演じてたんですから、やっぱ声優さんも大したもんです。
まあ、そんな橘花も桜花も・・・



バーストエラーのころなら、小次郎の毒牙にかかってたでしょうが(笑)。

ただ、橘花は別に、小次郎に対して恋心は抱きませんでしたね。プリシア王女のようには。

で、弥生さん



いつもは小次郎の浮気癖に振り回される彼女が、今回は自分が?

まあ、オチとしては、画像の若い兄ちゃんはキアという名で、シリアの弟、つまりは弥生にとっても(母親違いの)弟だったんですけどね(笑)。


最後には小次郎もその事実を知るんですが。
ただ、弥生のほうは、結局は知らずに終わった気がします(笑)。
そうそう、弥生役の声優さん、もちろん本多さんには及ばない(オレの中では)ものの、やはり桂木弥生という「できる女を気取っていても(実際、やり手だけど)、結局はかわいい女(ひと)」を演じきってましたね。
冒頭、杏子にちょっとちょっかい出してた小次郎に対する「こーじーろー」はかわいかった(笑)。

今回、「いい演技だな」思ったのは、





恭子役の松井さんと、シルディ役の富沢さん。

松井さんは声質がね、「いつの時代の10代にも、宇留千絵(奇面組)的な声した女の子はいそうだから」ってのがあって、それで得してるとこもあるかもしれんけどね。
そういったアドバンテージゆえに、ベテランであっても、アラサ―女性を演じることもできるんだろうし(正直、まりなの三石さんはキツくなってる。いや、好きな声優さんだけどね)。まあ、EVEの時代設定が90年代半ばから後半辺りを意識してるっぽいんで、恭子も「当時のアラサ―(いまよりは大人びている)」ではあるんですが。
ともかく、恭子(=松井さん)の演技は、なんつーか、「安心して聞いていられる」といった感覚はあったな。
で、シルディ。
とくに、上の画像のシーン、「法条捜査官」って呼びかける辺りの演技なんか、お見事。





すみれさん、そんなにお芝居が上手だったっけ?



なんて思っちゃったくらい(笑)。
ともかく、松井さんと、この富沢さんは「脂が乗りきった演技」って感じで、ふたりの声と演技だけでも楽しめたなぁ。
そうそう、上の恭子と小次郎のキスシーンなんですが、これは小次郎が意識ない状態でね。付きっきりで看病してた弥生が、看護婦さんたちから「いい奥さんね」みたいなことをいわれてるのを恭子も聞いててね。
当然、恭子としても複雑な気持ちがありつつ、弥生に遠慮してたりもしたんですが・・・逆に弥生が気を利かせてね、あえて恭子と小次郎をふたりっきりにしてやったうえでのキスシーン(上の画像)だったりします。
この、女同士の「奇妙な思いやり」、いいですよね。
まあ、そうはいっても、


弥生もしっかり、小次郎とラブラブな感じに戻ってましたが(キアくんとの件でギクシャクもしたけど/笑)。

そんなこんなで、リバーステラーのプレイ日記でした。
続編、あるのなら楽しみですよね。ただ、この作品が思ってたより出来がよかったんで、ハードルが上がっちゃったかな?
例えば、杏子の扱いなんて、続編では難しいと思う。
キャラ立てさせるとしたら、あぶ刑事のトオルのような「間抜けだけど憎めない後輩キャラ」にするのかな? でも、その場合は、彼女の「じつは(捜査のほうも戦闘のほうも)才能がある」って設定が死んじゃうし、かといって、「別の任務」かなんかでフェードアウトさせるにはもったいないキャラだし。
あるいは、彼女メインのスピンオフとか? (笑)


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