百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

京都 愛宕(おたぎ)念仏寺 訪問記 ~ 西村公朝(こうちょう)さんを 偲んで

2020-01-19 14:18:40 | 日記
 「必ず行こう」と決めてはいても、市バスが 1日数本のとこ。で、今まで行けてなかった『愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)』。R2.1.7(火) 雨の中 、迷い道があったりで、市街地では おそらくは生涯最長距離、6時間以上 歩いたような気がしてますが・・・行って来ました。

何故 そこに行きたかったと申しますと、オイラの目を 仏像に向けて下さった 西村公朝さん宛 お礼を申し上げたいこと、そして ご遺作である『釈迦十大弟子像』に 是非とも対面申し上げたい、ということでございます。

狭いながら、山の付け根 斜面にへばり付いてる感じの境内を2巡しましたが、お目当ての仏像は どこにも有りそうにありません。入口に戻って お尋ねしますと、「いつも閉めてるんですが、ご希望のお客様がお見えになられれば、対応させていただいてます」と。で 是非にとお願いし、お堂の扉を開けてもらいました。


         中央の”公朝さん像”は、息子さんである西村公栄 現住職さん作です

                        念願の ”釈迦十大弟子像” です




  頭陀第一:摩訶迦葉     知恵第一:舎利弗     密行第一:羅喉羅  
    まかかしょう        しゃりほつ         らごら


  天眼第一:阿那律      説法第一:富楼那      論義第一:迦旃延
     あなりつ         ふるな          かせんねん

 
   持律第一:優波離      解空第一:須菩提       神通第一:目連
     うばり           しゅぼだい         もくれん


 多聞第一:阿難(あなん)
 以上、お名前は敬称略で 失礼させていただいてます
          室内に架けられていた 公朝さんの 絵 です
.
       お礼の気持ちで購入した ハガキ と 西村公朝さん著『仏像物語』という本


 京都駅に戻る途中、祇園にある『何必館・京都現代美術館』さんで『没後60年 北大路魯山人展』を見てます。その頃は雨が止んでました。広げた両足裏を一直線上に しゃがみ込み、上下に何回も動かすことで、腰痛を何度も何度も散らしながら、京都駅に ヤットコサ 着いてます。こんなに歩いたのは ホント 初めて、、、歩けたことに 大感謝 !!! 。アトは 青春18切符 に任せ 帰ってます。

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 以下は、2016.3.30付け 当ブログ『My favorite 仏さまたち~100q甚く感じ入り候記(20)』からの転載です。なお 本写真は、新潮社さん発行 西村公朝さん著『釈迦十大弟子』の当該ページを撮影させていただいたものです。



















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