つれづれの記

日々の生活での印象

政令指定都市のいま

2022年08月19日 08時08分48秒 | 日記

2022年8月19日(金)  政令指定都市のいま

 

最近のテレビで、浜松市の楽器メーカ(日本楽器 YAMAHAピアノ)の番組を観て、政令指定都市のことを調べてみることとした。

 

政令指定都市制度が始まったのが、昭和31年(「2019年)9月で、この時、首都圏、名古屋圏、関西圏の大都市として、以下の

  大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市

の5都市が、指定されている。

その後、九州圏の2都市、首都圏の周辺都市の4都市、中京圏の1都市、関西圏の1都市

  九州圏  福岡市、北九州市

  首都圏  川崎市、さいたま市、千葉市、相模原市

  中京圏  浜松市

  関西圏  堺市

が、指定されている。

 また、地方の中核となる都市として、8都市

 北海道地方  札幌市

 東北地方   仙台市

 北陸信越地方 新潟市

 東海地方   静岡市

 中国地方   岡山市、広島市

 九州地方   熊本市

が、指定されている。

以上、20都市が、政令指定都市に指定されており、下図のようになる。図は、北から南の順になっている。

以前、20年ほど前になるが、相模原市が、政令指定都市に指定された時に、下記記事を投稿したことがある。

  地域の統合と発展  その1  政令指定都市 (2010/4/8) (無65)

 

これまで縁の深かった仙台市が指定される時(平成元年 1989年)は、人口などの所要の条件を確保すべく、苦戦した印象がある。

また、最後から2番目平成22年 2010年)になった、上述の相模原市だが、山山に囲まれた地域で、当該地域には申し訳ないこが、これと言った特徴も見当たらず、指定された理由がよく分からなかったが、今は、可なり変化しているのだろうか。

最近のネット情報によれば、

 ◎ 自然と未来が共存する街

 ◎ 未来を拓くさがみはら新都心

などのキャッチフレーズの下、行政などの地道な活動が進められているようだ。機会があれば、相模原に住んでいる知人に聞いてみたいものだ。  

 

最後の熊本市が指定されたのは、平成24年(2012年)だが、九州中部の中核都市として、歴史・文化があり、九州全体から見て、鹿児島市や、福岡市などと張り合っている側面を持ち、地域の勢いが感じられることだ。

 

政令指定都市となるためには、人口が、50万人以上という条件があるという。

指定都市になると、都道府県から、各種権限が委譲され、直接政府と交渉ができるようになり、一定の範囲内で、行政上、自由に裁量できるようになる様だ。

また、身近なところでは、市内に、区制(東京都23区とは異質)が敷かれ、郵便物の宛名に、都道府県名が不要になる、などだ。

 

法定人口が、50万人以上という指定条件で見ると、50万人を超えているが、指定されていないのが、以下の都市だ。

(日本全国の政令指定都市・中核市 一覧【47都道府県】.html を参照。)

   鹿児島市、姫路市、宇都宮市、松山市、船橋市八王子市

また、45万をこえているのが、以下の都市だ。

   金沢市、大分市、福山市、倉敷市、東大阪市西宮市尼崎市

いずれの場合も、無印は、独立性が大きく、特色のある地域の中核都市で、下線は、大都市の周辺都市と言える。

 

政令指定都市の数が、どの位が適正かは議論のあるところだが、現状で留めておくのが、妥当かも知れない。

強いて上げるならば、筆者は、周辺都市よりも、独立性が強い都市を指定したいと思う。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京の灯よいつまでも | トップ | コロナ、再び活性化か? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事