今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

スジが多い鮪で、魯山人の茶漬け3種を学ぶ~海苔の佃煮

2020年11月12日 | 今日の料理
スジだらけのマグロってどうやって食べたらいいのだろう?

包丁でこそいだり噛んでスジだけ出しても別に食べれなくもないが、スプーンを使ってネギトロや中落みたいにしてもいいのかなと、

これだけ取れた。

とりあえず鉄火巻きに(ネギを混ぜてもよかったな・・・)。

これはこれでいいのだが・・・

魯山人料理を以前少しやった(←近年はオレンジはリンクにしている、近年はね・・・)が、鮪の茶漬けというものがあると知ったので試してみよう・・・
(好みによって、トロ~赤身まで自身で使い分けていいらしい・・・そんな贅沢は出来ないので当然赤身だが)
肉体労働者は茶碗にご飯を沢山よそうが、贅沢なVer.は少し冷ましたご飯を1/3~半分ぐらいらしい・・・
そこに鮪の刺身を乗せ、醤油で味を付け

お茶を浸るまでかける

蓋をするVer.もあるが、魯山人はしない方を推奨している。

山葵をのせて

お、美味いぞ、これ・・・
鮪の出汁が出て、そのコクを山葵が切れのある味を醸し出している
あんまり著名人のグルメは信用していないのだが魯山人のだけは何を食べても殆ど私は美味しいと思う(←同じ人間ではないから完全一致という事はありえないのだけれど、殆ど)。

で、魯山人の茶漬けは、
鮪茶漬け
海苔の佃煮茶請け
納豆茶漬け
とあるが、

『海苔の佃煮』

本来、海苔は醤油と酒と煮るのだが、酒と醤油同量で割ってあるヅケのタレ(←近年自分は他の料理にも転用をしたいのでヅケのタレは甘みを入れない事にしている)が余っていたのでそれを使い

足りなかったので、代わりに余っていた納豆のタレで煮てみることに、
(うち、タレを使わない時が多々あるので余っているから・・・)

少し味が濃く強いので、水で薄めて煮る。
(少量だしすぐ食べ切るから、水を加えてもいいだろ!!)

サッと煮て海苔の佃煮、これだけでも結構美味しいのだが・・・
(やはり酒と醤油だけで煮たら、これ以上に、更にもっと美味しかったのだろうな・・・)

折角鮪があるので、
納豆茶漬けは以前やったし、海苔茶漬けもいつでも出来るし、

じゃあ、鮪・納豆・海苔茶漬けで三種合わせてみたらどうなるのだろう?って・・・
(鮪納豆ってあるし、そこに海苔を合わせても合わなくもないかなって)

不味かった・・・
不味いというか『悪食』という感じ・・・

ただ、更に魯山人を越えていきたかった。

結局後日、海苔の佃煮で茶漬けを。

山葵が良い仕事をしている~、キレを作り出すというか!!

更に後日、納豆茶漬け(今回は昔の魯山人の納豆茶漬けとは別にネギを入れてみた、カラシも)

合う・・・

マジで合う・・・
なんか旨味がサラっと味わえ、全体が軽い印象に変わるのがオモシロイ。

ただ1つ問題があって、お茶のカフェインで夜眠れなくなるということ・・・



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