江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
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ネギま!キャラクター大辞典第33回

2007年03月10日 17時35分25秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 毎度! 昨晩は『ラブひな』のテレビシリーズのDVDを観ていた江戸です。このアニメが世に出た当時は、原作信者の私としてはイマイチ気に入らない部分がありました。おそらく、オリジナルの展開がかなり入っていた為に、その部分が受け付けなかったのでしょう。しかし、ある程度原作への熱が冷めた今になって改めて観てみると、普通に面白いですな……。特に絡繰り人形の「萌」が登場していた回は思わず泣いた……(´うω;`)。今なら良作認定してもいいような気がします。
 しかし、その後にネギま!第1期のDVDを観て頭を抱えるorz。うぁー……やっぱり、この作画崩壊だけは未だに許せねぇ……(いや、シナリオ等もかなりアレでしたが……)。まあ、さよの回は泣けるのですが、全体的にはやはりレベルが高い作りだったとは言い難いですな。正直、各話を観ていて一番面白く感じる部分が次回予告だという時点でもう……(;´Д`)。うん、これを観た後なら、イマイチ評判が芳しくないネギま!?も全面的に支持できる気がする(笑)。



 さて、今日はネギま!キャラクター大辞典の第33回目をいってみましょう。今回はこの人。


     
     佐 倉 愛 衣

 麻帆良学園の女子中等部の二年生で、魔法生徒の一人ですね。そんな愛衣が初登場したのは、79時間目(9巻)における魔法先生&魔法生徒の会合の場です。

     
 ただ、この時点では名前が分からず、その為に読者からは「箒娘」、もしくは「成瀬川メイ」と呼ばれていました。ええ、前作『ラブひな』のファンにとっては、愛衣の姿は非常になじみ深いものでした。つまり、アニメ版のオリジナルキャラクター、「成瀬川メイ」に酷似していたのです。
 
      
 原作の方でも2コマだけ登場しています。外見上で見られる愛衣との大きな差異は、髪飾りの有無程度でしょうか。ちなみに声優は相坂さよ役でお馴染みの白鳥由里さんです。

 成瀬川メイは、『ラブひな』のヒロインである成瀬川なるの義妹です(アニメでは義父の、原作では義母の連れ子という設定です)。性格はかなりのお姉ちゃんっ子で、姉のためならば色々と策謀を巡らせる事も厭わないという過激な面を持ち合わせています。優等生タイプの愛衣とは微妙に性格が異なりますが、アニメでの成瀬川メイが小学校の高学年程度の年齢だと推測される事から、後の精神的成長具合を加味すると、それほど性格が違うという訳でもないのかもしれません。

 で、この成瀬川メイと佐倉愛衣は同一人物なのか否かという疑問も当然浮上していた訳ですが、愛衣のフルネームが明らかとなった現在では、同一人物である可能性はかなり低くなっています。しかし、母の旧姓を名乗っていると仮定するのならば、まだ可能性が無い訳でも無く。

     
 ただ、愛衣の両親(血縁関係は不明)は魔法関係者らしいので、彼女が成瀬川メイと同一人物ならば、成瀬川家も魔法使いの家系という事になってしまいそうですが。まあ、あの京都神鳴流を上回りかねない超人集団「浦島家」と縁戚関係を結んでいるくらいですから、それも有りと言えば有りという気がしないでもない(笑)。
 しかし、129時間目(14巻)における愛衣の言動から察するに、実家が魔法界にある可能性も高そうなので、やはり成瀬川メイとの関連性は低いようです。


 さて、魔法生徒としての愛衣ですが、79時間目(9巻)においてチャオの偵察機の存在にいち早く気づいた事から、索敵能力は麻帆良学園でもトップクラスだと言えそうです。

     
 また、愛衣はアメリカのジョンソン魔法学校への留学経験があり、魔法演習でオールAの好成績を取った秀才で、無詠唱呪文もこなします。この事から、もしも麻帆良学園に来た当時のネギが愛衣と対峙した場合、ネギはひとたまりもかかっただろうと言われています。

 しかし、現在では実戦経験が乏しい所為か、実戦をくぐり抜けて鍛え上げられたネギパーティの面々から比べると大幅に実力が劣るような印象があります。実際、戦闘には連戦連敗を繰り返していますし。

     
 しかも、高確率で脱がされる(笑)。なんだか、ネギに関わってからは没落の一途を辿っているような……。
 また、119時間目(13巻)ではチャオのメカ軍団との戦いで魔力切れを起こしているという描写も見られます。やはり、ネギ等から比べると、圧倒的に魔力容量が小さいという事なのでしょう。これが体術によってある程度戦闘力を補えられるのならまだマシなのですが……

     
 ネギや小太郎らの体術にはほとんど反応できずに敗北しているので、あまり実戦向けの術者では無い事が推測できます。おそらく、後方支援で最も実力を発揮するタイプなのでしょう。

      
 実際、愛衣の持つアーティファクト「オソウジダイスキ」の能力は敵全体に対して武装解除を行い、相手の攻撃能力を削ぐという、言わば戦闘の補助的な能力です。また、どうやら飛行補助の能力もあるようです(通常の箒よりも高速で飛べる?)。

     
 これもまた、攻撃的な能力ではありませんね。

 また、愛衣が得意としている術の属性は「火」のようですが……

     
 この属性は、他の属性よりも比較的殺傷能力が高い属性だと推測できます。しかし、後方支援型のタイプであるらしい愛衣は、この属性を活かしきっていないという面があるのかもしれません。そもそも、彼女は他者を傷つける事を好まないタイプのように見えますし。
 ところで、愛衣は泳げないそうですが……

     
 これは「水」と相反する「火」の属性を持っている事が、何らかの影響を与えていたりするのでしょうか? ちょっと気になるところです。


 さて、愛衣はアーティファクトを所有している事から、何者かと仮契約をしていると思われます。

     
 契約した相手は「お姉さま」と呼んで慕っている高音・D・グッドマンである可能性が高いようです。やっぱり、仮契約のキスはしたのでしょうか? しかし「お姉さま」と呼んでいる割りには、それほど二人の間に百合的な物は感じないので、案外「儀式」と割り切って、淡々とキスしたようなイメージもありますね。

     
 しかし、愛衣にはかなりミーハーな一面もあるようなので、上級生の優等生が相手だからと、ノリノリでキスしてしまったという事も同時にイメージできますな(笑)。
 また、原形となる成瀬川メイにも重度のシスコン(お姉さま萌え?)の気があったようですし(なるが義理の姉となる以前から姉が欲しいという願望があったらしい)、その辺の影響があるのかどうか。果たして愛衣が高音の事を具体的にどのような対象として見ているのかが気になる所です。まあ、高音の方は「指導すべき妹分」程度にしか見ていないような気がしますが、さて……。


 じゃ、今回はここまで。次回は「佐々木まき絵」の予定です。
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