花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

この時期は何処にでもセイタカアワダチソウ、そしてルコウソウの仲間、他

2018-11-09 | 花の写真

  9月のブログで何処に行ってもオオブタクサと書きましたが、

 今は何処に行って繁殖力の旺盛なセイタカアワダチソウですね。

 ブタクサと間違えて花粉症の元凶と間違えられてる向きもありますが、

 この花は虫媒花なので風で花粉が飛ぶとこはありませんので花粉症とは関係ありません。

 しかし、この花は根から分泌される物質で他の植物の成長を妨げて勢力範囲を拡大する。

 そのうちに土地の栄養分が無くなり、その毒で自家中毒を起こして自分も枯れてしまう。

 一面のセイタカアワダチソウも淘汰されていくようです。(アレロパシー植物)

 

 ☆ セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

  キク科アキノキリンソウ属、多年草、北米原産、花期:10月~11月、各地の土手や荒れ地に群落

 種子でも繁殖するが、地下茎が地中にはびこり植物に害になる分泌物をだす。

 猛烈な繁殖力などのゆえ各地で話題にされる植物。

 草丈は2~3mにもなる。茎の先端に大きな円錐状の花序を付け、黄色の頭花を多数開く。

 
 
  
  

   

   一面のセイタカアワダチソウも都有地の為に現在は綺麗に刈り取られています。

 

 ルコウソウの仲間

 ☆ マルバルコウソウ(丸葉縷江草)

 ヒルガオ科ルコウソウ属、1年草、 つる性植物、熱帯アメリカ原産、花期:7月~9月、

 鑑賞用に栽培されたものが、今ではあちこちに野生化している。  18/9/11 投稿済

 葉は先の尖った卵形で基部は心形、茎に互生、花は濃いオレンジ色で、花冠が5角形。

  

 

 ☆ ルコウソウ (縷紅草)

 ヒルガオ科ルコウソウ属、1年草 熱帯アメリカ原産、花期:8月、  18/10/08 投稿済

 細く繊細なレースのような葉に、小さな星形の花が愛らしい植物です

   

 

 ☆ ハゴロモルコウソウ(モミジバルコウソウ)(羽衣縷紅草)

 ヒルガオ科ルコウソウ属、 1年草、  花期:7月~11月、

 ルコウソウとマルバルコウソウの交雑種で、葉が両種のちょうど中間のような形をしている。
 花色は赤で、花冠が五角形に開きます。

  

 

 黄色と赤では寂しいのでブルーの花も、 

 ☆ サルビア・アズレア

 シソ科アキギリ属、多年草、北米原産、花期:9月~11月、別名:プレーリーセージ、ブルーセージ

 澄んだ空色の小花がたくさん咲き鮮やかに目を引く美しいサルビア、

  

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2 コメント

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セイタカアワダチソウ (attsu1)
2018-11-09 21:32:59
こんばんは、

セイタカアワダチソウ、自分の毒で自分を枯らしてしまうとは、知りませんでした。
何となく私の周りでは、今年は、少ないと言うか、ススキなどと、共存しているように見えました。
もしかして、自分で自分を枯らしていたのかもですね。
ホットリップスは、あちこちで見かけますが、
サルビア・アズレア、水色が爽やかなサルビアですね。
Re:セイタカアワダチソウ (MIMI69)
2018-11-10 08:30:40
attsu1さん おはようございます。
私もアレロパシー作用の言葉を初めて知りました。
自己の生育に他の植物の成長抑える物質の放出により、他の植物の侵入を妨げる、
しかし根からの発芽阻害物質が自種の生育を阻害する、セイタカアワダチソウが典型的な例のようです。
しかし、その他の草や木等にもこの作用は結構あるようです。
野菜等の連作を嫌うとか果樹園の土壌改良などはこのことが関係しているようです。

ホットリップスも確かにあちこちで見掛けますね。
サルビアの種類も非常に多いです、我が家の庭にはサルビア・ガラニチカが長い事咲いています。

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