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「できるかな」とゴン太くんについて語ってみる~井村淳さんの訃報に接して~

2013年11月30日 | 雑記
【記事作成日:2013/11/30】

団塊ジュニア世代であるブログ主は、NHK教育の番組である「できるかな」が
幼少の頃から大好きでして、小学校高学年どころか中学生になってからも、
夏休みなどでは「できるかな」の本放送をよく見ていたものでした。

「できるかな」は番組そのものもそうですが、私は特に番組内に出てくる
どこか不思議で愛らしいキャラクターの「ゴン太くん」がお気に入りでして、
社会人になってから発売された「できるかな」のDVD-BOX(後述)は速攻で
入手しましたし、ゴン太くんのグッズなども売り物やゲーセンの景品も含めて
いろいろとかき集めたりしたものでした。

このゴン太くんの“中の人”は、井村淳さんという人形劇俳優の方で、
「できるかな」以外でもプリンプリン物語などの人形劇で活躍されていた
人形劇界の重鎮でもあります。

その井村淳さんが2013年11月21日に81歳でお亡くなりになられたとの
悲報を聞き、ゴン太くんファンとしては非常に悲しい思いになりました。

このエントリでは井村淳さんご冥福をお祈りするとともに、
井村淳さんとの思い出や、できるかな・ゴン太くんに関することについて
いろいろと語ってみたいと思います。


1. 井村淳さんにお会いしたお話し

私が就職で上京して間もない1999年6月のこと。
当時住んでいた会社の寮の近くの電柱に、できるかなのゴン太くんの人形劇が
近くの幼稚園で行われるとの案内(張り紙)がでていました。
当時からゴン太マニアであった私は、迷わずに見に行くことにしました。

しかしこの劇を見るためには、地域の子供会(のようなもの?)の会員である
必要があるとのことで、結局この日のためにだけに3000円ほどの年会費を
払った覚えがあります。

3000円ぐらいの金は別に大したことはないのですが、実際に見に行ったところ、
周りの観客は幼稚園児~小学校低学年のちびっ子達とその保護者ばかりで、
その中に混じって一人だけ20代半ばの“大きいお友達”(←私)がいるという、
何ともこっぱずかしい状態になったのをよく覚えています(汗)。


井村淳さん (1999年)

劇の後ではスタッフの方に会って、お話しすることができました。
その際に井村淳さんとも会話することが出来ました。

私が井村淳さんに「小さい頃からできるかなとゴン太くんの大ファンで、
是非見たいと思って見に来ました。お会いできて嬉しいです」と
お話ししたところ、井村淳さんからは

「そうですか、よく来てくださったね。」

と、にっこり返していただいたのを良く覚えています。
その際に写真撮影にも快く応じていただいて、
上の写真を撮らせて頂きました。

井村淳さんにお会いできたのは、これが最初で最後だったのですが、
一度お会いすることができて、とてもよかったと思っています。


販売されていたポストカード(100円なり)

ちなみに人形劇の会場では、このようなカードが売られていました。



2. 本物のゴン太くんを見に行ったお話し

「できるかな」の番組で使われていた本物のゴン太くんは、
現在は小平市の白梅学園短期大学に保管されています。

私は2003年秋の学園祭の際に実際に見に行ってきたのですが、
そのときに撮影した写真をいくつか載せたいと思います。


ゴン太くんは造形室という倉庫っぽいところに保管されていました。

横にある紙はゴン太くんの身上書になります。
全財産とかの面白い情報がかかれてあるので、
興味のある方は別ウインドウで開いて読んでみてください


写真のぱっと見では判りづらいのですが、ガラスケース内に保管されています。


中を覗くとこんな感じ


でっかいあんよをしています


顔面どあっぷ!

ゴン太くんは常時見せてもらえるのかどうかは判りませんが、少なくとも
学園祭の時には造形室に入ってゴン太くんを見せて頂くことができますので
興味のある方は是非見に行ってみてください!
※ そして別の着ぐるみを着た、動いているゴン太くんとキャンパス内で
  遭遇することもあります。


3. 「できるかな」のDVD-BOXについて

「できるかな」に関しては、昔から何話かが収録されたビデオやVideo-CDが
発売されていたのですが、2009年にファン待望のDVD-BOXが発売されました。

ノッポさんが選んだ完全保存版 できるかな ベスト30選(5枚組) [DVD]
クリエーター情報なし
コロムビアミュージックエンタテインメント


さすがに全話収録という訳には行きませんが、のっぽさんがしゃべった
最終回が収録されているなど、ファンであれば必ず入手しなければならない
貴重な映像が収録されています。


DVD-BOXの中身(表)

DVD×5枚と「できるかなのひみつ」というノートが入っています。


DVD-BOXの中身(裏)


「できるかなのひみつ」の表紙

この中の小冊子が、貴重な情報が満載された特典になっています。


「あの頃の僕たち」

冊子の最初の部分は、「あの頃の僕たち」という
 ・ノッポさん役の高見映さん
 ・ゴン太くんの中の人の井村淳さん
 ・制作スタッフの枝常弘さん
による思い出話となっています。


「あの頃の僕たち」より(ノッポさん)

この中で高見さん・井村さん・枝常さんは、できるかなの前身である
「なにしてあそぼう」の頃から40年を超えるつき合いであること、
そして3人が揃ったのは久しぶりであったことなどが語られています。

この中で「できるかな」に関する各種エピソードが語られているのですが
井村さんは、スタッフ以外の人がいる場所で着ぐるみを脱いで、中の人が
見られるようなことは徹底して避けていたことなどが語られています。


全699タイトル

「できるかな」の19年(足かけ20年)の全サブタイトル一覧があります。


ノッポさんのひみつ


ゴン太くんのひみつ

私は「できるかな」は現在及び未来の子供達に伝えていきたい
(是非見せてあげたい)コンテンツだと思っていますので、
このDVD-BOXは大切にしていきたいと思っています。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ぽか)
2014-04-01 10:11:56
はじめまして。ネクサス7の検索から、ここにたどり着きまして、それから良く読ませていただいております。できるかなは、同じく団塊ジュニア世代の私にとって、思い出深い番組です。ご冥福をお祈りしたいです。DVDが発売されていることも知りませんでした。良い情報をありがとうございます。
ぽかさんへ (ブログ主)
2014-04-01 21:26:44
コメントありがとうございました。
こんなブログでも度々見に来て頂けているとのことで、
ブログ作成者としてはとても励みになります。
またお越し頂いて、コメント残して頂けると嬉しいです。(^^)

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