オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

新春・有楽町線の旅 「出版社ロード」護国寺から飯田橋へ歩く

2016年01月03日 | 東京
新春特別企画として、開業当初から「出版社路線」といわれてきた地下鉄有楽町線の沿線を電車には乗らず講談社のある護国寺駅から文藝春秋の麹町駅まで歩きました。

護国寺の仁王門。護国寺は五代将軍徳川綱吉が生母桂昌院のために建立した真言宗豊山派の寺院です。

護国寺の隣の日大豊山高校・中学(写真左)と天風会館(同右)。豊山高校の前身は護国寺が運営した真言宗の学校です。戦後、日大に併合されましたが豊山の名前は残りました。今は中高一貫校です。天風会館は玄洋社に所属した思想家・中村天風を記念する会館です。

護国寺惣門。音羽幼稚園と名門音楽教室の音羽ゆりかご会があります。

豊島岡御陵の門。皇族の墓地は幕末までは京都周辺でしたが、明治になって亡くなった皇族の墓地が東京にも必要となり、明治政府は護国寺所有地に皇族専用の墓地をつくりました。

護国寺の門前ならぬ門横の商店街

大手出版社・講談社の本館。左右対称、昭和8年の建築です。

北側に増築された新館と裏側の講談社目白台ビル。目白台ビルにはテナントとして三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っています。出版関連の会社が多い音羽地区に不似合いな金融・証券大手の会社が2011年に移転してきましたが、本社機能は再び大手町の新しい超高層ビルに移転するようです。

新館の正面玄関

講談社の出版物を展示

護国寺駅のエレベーターは講談社の敷地内につくられています。

音羽通り唯一の書店

完成間近の大塚警察署のビル。右奥は講談社の高層ビル

講談社関連・音羽グループの光文社のビル

光文社の正面玄関

光文社の出版物。女性誌が多いです。

鳩山会館。鳩山由紀夫氏が総理大臣のころは大勢の見学者が訪れて混み合っていました。私は「近いのでいつでも行ける」という思いがあり、まだ入館したことはありません。

大和出版。すぐ近くに大和書房があります。大和書房は大ベストセラー「愛と死を見つめて」の出版社で、大和出版はビジネス書などを出しています。どちらも「だいわ」と読みます。ややこしい。

講談社グループのキングレコードの本社。すぐ隣には同じく講談社グループの講談社BCがあります。講談社BCは「ベストカー」という自動車雑誌を出しています。

キングレコードのショーケース

講談社BCが入居するビル

キングレコードの関連会社・キングインターナショナルなどが入居するビル

高橋書店のビル。「手帳の高橋」です。

高橋書店のショーケース

裏通りにある一ツ橋書店。公務員試験、資格試験の対策本の出版社です。一ツ橋書店といっても、講談社・音羽グループの最大のライバル、小学館・一ツ橋グループとは無関係です。


明日香出版社。ビジネス書・実用書などの出版社です。


江戸川橋駅の駅ビル内の成文堂書店。神楽坂の本を前面に陳列しています。

江戸川橋近くの現代マンガ図書館。以前は個人図書館でしたが、今は明治大学マンガ図書館という名称になりました。


出版取次大手のトーハン



トーハンの対面の凸版印刷小石川ビル。印刷博物館、トッパンホールを併設していますが、本社ではありません。本社は秋葉原にあります。



朝倉書店のビル。アクロポリスという名前のモダンなビルです。

就職情報出版のディスコ

後楽園から大久保通りへとつながる道路を整備中です。

住友不動産飯田橋ファーストタワー。日立建機、ミスミ、りそな銀行、NTTドコモなどが入居する超高層オフィスビルです。


ベルサール飯田橋。イベントホールです。

写真植字機メーカーのモリサワ。今はデジタル印刷機を生産し、印刷用のフォントではトップシェアです。

デジタル印刷の帆風の支店。私はずいぶんお世話になっております。


飯田橋駅前の歩道橋から見る住友不動産飯田橋ファーストタワー。手前は海洋土木の五洋建設。

飯田橋駅前のブックオフ


店頭にMGを展示するコーヒーショップ

今も頑張っている名画座ギンレイホール

かつての飯田橋佳作座は今はパチンコ店です。

飯田橋駅ビルの2階には芳進堂書店

神楽坂通りの入口まで来ました。次回は飯田橋から市ヶ谷、麹町へと歩きます。










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