モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

岩田俊彦展覧会のお知らせ

2021-03-27 18:50:25 | 講師・生徒さん展覧会

本日は3月最後の土曜日授業でした。桜が満開です。

本日は勝手ながら、私の個展のお知らせをさせて頂きます。
こちらに挙げたフラットパネルシリーズの作品は、パネルを支持体に漆を塗り重ね、研ぐといった漆芸の伝統技法に則り仕上げていきます。
今回はこちらの作品群と共に通常は下地として使う漆と土系の材料を混ぜたものを主体に制作しているマチエールシリーズも二点同時に展示します。

自粛も明けた春の日差しの中、ご都合が宜しければ是非足をお運びくださいませ。

初日、四日(日)に在廊致します。

 

コートヤードHIROO・ガロウにて2021年4月2日(金)~22日(木)の期間中、岩田俊彦氏による展覧会を開催いたします。本展覧会では、日本の伝統技法である漆芸を用いた現代アート作品が展示されます。器や工芸品として古くから親しまれる「漆」を新たな手法で表現することで、漆が持つ素材の美しさ、奥深さを伝えていきます。 ホームページはこちら

【展覧会概要】
漆作家 岩田俊彦 展覧会 "U HOPE"
開催期間:2021年4月2日(金)~4月22(木)
営業時間:12:00~19:00
休廊:月曜日

【展覧会のご紹介】
今回、メインで展示するフラットパネルシリーズの作品は、支持体である木製のパネルに下地を施した後、漆を塗り重ねていくという漆芸の伝統技法を踏襲するかたちで制作している。そして、日本工芸の世界で古くから使われている花鳥風月や伝統紋様といった意匠を現代に生きる私という視点を通して再構成し、作品表面にビジュアル化した。日本に於いて、漆は約9000年前の縄文時代早期から使用されている反面、私が物心ついた1970年から1990年頃の日本は、欧米文化礼賛の真っ只中にあり、漆という存在が完全に日常の生活とは乖離した状態にあった。そうした時代を経た私にとって、漆はむしろ新鮮、且つ多くの可能性を秘めた素材として映った。
私が制作するフラットパネルシリーズを始めとした作品群は、何ら難しいメッセージを発していない。それらは現代に於ける生活空間と親和性を持ちながら、如何に後世まで漆の文化を伝えるかということを意図している。私は、これからも漆と真摯に向き合い、人々の心が豊かになるような作品を作り続けていきたい。


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