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追悼 クリス・スクワイア(2)

2015年07月02日 | 英国ロック
多くのミュージシャンが、クリス・スクワイアへの
追悼の言葉を寄せている。

もちろんイエス・ファミリーは新旧在籍メンバーともに
コメントを発表。

グループを追われた恨み言をいう事もなく、みな紳士的に
スクワイヤとその家族にお悔やみを述べている。



スクワイヤの音楽的才能とベースプレイの革新性を一同に
讃え、その喪失を惜しむコメントが並ぶ・・・。

プログレ界からは、ジョン・ウェットンが、いち早く
声明を発表。
さらに、エイドリアン・ブリュー、トニー・レビン、
グレッグ・レイク、ラッシュ(グループの公式サイト)も
追悼コメントをUP。

イエスの大ファンだったというクイーンのブライアン・メイは、
「RIP クリス・スクワイア」と、オフィシャル・サイトに
長文の追悼文を掲載。クリスを「巨匠だった」と称賛。



クリスの才能はジャンルを越えて讃えられ
メガデスのデイヴ・ムステイン、ウィーザーのスコット・
シュライナー、スタンリー・クラーク、ブラック・サバスの
ギーザー・バトラー、キッスのポール・スタンレーと
ジーン・シモンズ、マイク・ポートノイ、マット・ソーラム、
ダフ・マッケイガン、トム・モレロ、ジョー・サトリアーニ、
ジョー・ボナマッサ、ジョン・ペトルーシ、ジェイソン・ボーナム、
シンプリー・レッド・・・などなど、数多くのミュージシャンが
名ベース・プレイヤーの死を偲んだ。

常にトップ・レベルで長らく活動を続けたベーシスト
ですもんね。

充分な名声と実力がありながら新しいサウンドに挑む姿勢も
見事でした。
「究極」での弾けるようなベース・サウンドとかね。
アルバムとしては不評だった「トーマト」もベース単体では
すごい演奏はありました。


※1曲目の「a)輝く明日」、ラストの「自由の翼」・・・

そういう意味ではジョン・エントウィッスルに通じるプレイヤー
でした。
※彼も「リアル・ミー」で新境地を切り開いたし・・・

個人的には、1度くらいTHE WHO関連の企画物に参加して
欲しかったかな?

ピートやロジャーの(客席から見て)左サイドで、
ディストーション効いたハードなベースを弾きまくる
クリス・・・なんて、見たかったなぁ。

そういやエントウィッスルもコーラス歌えるベーシストだったねぇ。



クリスさんも、ライブでコーラス付けながら同時に超絶的な
ベース・プレイを披露する・・・なんちゅう難曲を、余裕の
「笑顔」で演奏してくれました。

エントウィッスルさんに比べたらステージ・アクションを
決めてましたね。
若い頃は袖にヒラヒラが付いたステージ衣装で飛び跳ね
たりして。
※「ロンリーハート」でも裾の長い薄手コート着てたし。
 思い返せば、70~80年代のクリスさんはヒラヒラが好き
 だったんだなぁ・・・。



よく考えると、私は「ビッグ・ジェネレーター」ツアーに
始まり、全員集合的ライブや2012年ツアー、2014年ツアーで
イエスのライブを体験してるから、コンサート自体では
1番見ているバンドになるのか。

特にクリスさんに関しては最後の2回は印象深かったなぁ。
あの「笑顔」を生で拝めただけでも私は幸せです。


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