10月5日、アシボソを開花確認したと思って帰宅して図鑑を開いてみると、
アシボソの上にヒメアシボソが記載され、ヒメアシボソには芒がないとのことです。
撮ってきた画像を見ると芒はありませんが、昨年アシボソと教えてもらったも
のの芒の有無を確認していないので、今日見に行ったら、そこのには芒があ
ったので、ヒメアシボソは新しく見つけた花になり、花番号1013がつきました。
ヒメアシボソ〈姫脚細〉(イネ科 アシボソ属) 花期は10~11月。
湿った草地や林のふちに群生する高さ40~100cmの1年草。
茎は細く、基部は長く横にはって分枝し、節から根を出して増える。
葉は薄く、長さ4~10cmの被針形で先はとがり、基部は丸い。
茎の先に花序の枝を1~3個直立または斜上する。花序の枝は長さ5~7cmで、
節に緑色または褐紫色を帯びた小穂を2個ずつつける。
小穂は長さ4~6mm、有柄のものと無柄のものが対になり、芒はほとんどない。
06年10月6日 撮影
06年10月5日 撮影
【出たばかりの穂を】
06年10月6日 撮影
【上の小穂を拡大しました】
06年10月6日 撮影
芒は見えません。
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アシボソ〈脚細〉(イネ科 アシボソ属) 花期は10~11月。
茎の基部の方が上部より細いからといわれる。
ヒメアシボソの変種で、ヒメアシボソより全体に大きい。
小穂は長さ5~8mm、長さ約1.5cmの長い芒があり、
苞穎のふちには上向きの開出毛が多い。
06年10月6日 撮影
06年10月6日 撮影
【これは花序の枝が3個】
06年10月6日 撮影
【上の画像を拡大しました】
06年10月6日 撮影
アシボソの小穂には芒があります。
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最近、開花を確認したら必ず図鑑を開き、近くに記載されている植物も見る
ことにしています。その作業から初めて名前を知って見つけたのが、今日のヒ
メアシボソのほかに、コメヒシバ・マルバヤハズソウ・ムラサキネズミノオです。
自分で同定したもの以外の植物は、特徴をはっきり把握していないものがあり
ますので、これからも開花確認のたびに図鑑を読むことを続けようと思います。
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