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草津の植物園でスイレンが見頃 水面に映る「リフレクション」撮影も

スイレンが水面に映る「リフレクション」

スイレンが水面に映る「リフレクション」

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 草津市立水生植物園みずの森(草津市下物町)のスイレンが現在、見頃を迎えている。

「花影の池」ではスイレン、ハスなどを見ることができる

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 琵琶湖岸の烏丸半島にある同園はスイレン、ハス、ハナショウブなどの水生植物を展示している。スイレンは150種類、380株を展示。ブラックプリンセス、ワンビサ、ペリーズベイビーレッドなどの耐寒性(温帯性)スイレンは6月が見頃で、公園内の花影の池、スイレン水槽、コミュニティー広場など園内各地で色とりどりの花を咲かせている。

 今年は例年より少し早く5月後半から咲き始めた。園内は連日、水面にスイレンの花が映る「リフレクション」を撮影する人や団体客などでにぎわっている。9時の開園と同時に入園する人が多く、週末は開園前から行列ができるという。

 屋外で展示しているプロイデンなどの熱帯性スイレンはこれから見頃を迎え、8月中は楽しめる。ロータス館内の温室では熱帯性スイレンを一年中展示しているが、温室のスイレンも夏に多く花を咲かせる。園長の中井大介さんは「熱帯性スイレンは色がはっきりしている。耐寒性との違いも見てもらいたい」と話す。

 スイレンの写真を撮影していた京都市の女性は「写真を撮り始めて初めて来たのがみずの森。年間パスポートを買って、何回も来ている。スイレンが水に映るリフレクションがきれい。昨年、子どもと一緒に来て、子どもがパラグアイオニバスの葉に乗った写真も撮影した」と話す。

 園長の中井大介さんは「明るくなると同時に花を開き始め、耐寒性スイレンは昼頃、熱帯性スイレンも14時ごろには閉じてしまう。午前中に見てもらえれば」と呼びかける。

 開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園料は、大人=300円、高校生・大学生=250円、65歳以上=150円、中学生以下無料。月曜休園。8月にパラグアイオニバスに乗るイベントも開催予定。

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