ビットコイン相場分析: 強い下落トレンドから買い戻し相場へ、レンジでの値動きに移行
6月23日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、4.8%上昇した陽線を記録し、終値は284.6万円でした。昨日は底堅い値動きとなりました。特に終値にかけて買われ上昇幅を伸ばしました。移動平均線の回復に向けて現在上昇中です。
- オシレーター・インジケーターは短期で上昇しています。CCIは順調に上昇し、-64まで回復しました。CCIはプラス域まであと僅かです。Fisherも今週、ゴールデンクロスが発生し上昇しています。長期オシレーターのMACDも下げ止まりを見せており、近々ゴールデンクロスが発生するものと予想されます。テクニカル・インジケーターはモメンタムの回復を示しています。
- ボラティリティ指数のADX(41)は上昇しており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインは足元で底堅い値動きに変わり、徐々に値を戻しています。先週、大きく下落した反動で買い戻される動きが見られます。テクニカルも上昇傾向に変わり、短期では買いやすい相場状況になっています。
- ビットコインは先週の相場とは雰囲気が変わってきています。大局的にはまだまだ弱気トレンド中ですが、徐々に売り圧力が減少しています。相場は強い下落トレンドからレンジ相場へと移行しようとしているようです。短期の上値余地は移動平均線が推移する310万円近辺とみられ、この価格帯では戻り売りが発生するでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA(302.6万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(372.1万円)は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(301.9万円)が先行スパン2(378.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-64)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.1)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.7)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-332093)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-301040)を下回り、売りシグナルが出ています。