ツーリング先で出会ったご当地カップ麺 富士吉田の名物「吉田のうどん」を再現!?
山梨県富士吉田市の郷土料理「吉田のうどん」は日本一硬いとも言われるコシの強い麺が特徴ですが、それを即席麺で再現できるのでしょうか? ツーリング先でお土産に購入したカップ麺を実食してみました。
即席麺でも食べ応えは十分、コシの強さは再現できるのか!?
とにかく麺が太い! と、初めて食べる人はきっと驚く「吉田のうどん」は、山梨県富士吉田市の名物、郷土料理です。同じく山梨の郷土料理である「ほうとう」とはまた違った独特のうどんは、醤油と味噌をブレンドしたスープに、茹でキャベツ、甘辛く煮た馬肉などが具材として知られています。
山梨県方面へツーリングした時に笛吹市のコンビニで見つて購入した「マルちゃん 日本うまいもん 吉田のうどん」(220円)は、まさにご当地の味を再現するカップ麺です。ツーリングを思い出しながらを食べてみることにしました。
これは東洋水産から2019年12月に発売されたカップ麺で、山梨県富士吉田市のお店「麺’ズ富士山」が監修しているようです。
吉田のうどんの特徴である太麺、醤油と味噌を合わせたつゆを再現し、具材はキャベツや人参、豚肉などを使用しています。
縦型ビッグサイズで内容量は101g(麺70g)と食べ応え十分。蓋を半分まで開けると中に別添の小袋で後入れタイプの特製スープが入っています。
熱湯(430ml)を注ぎ待つこと4分。蓋の上で温めておいたスープを入れてよくかき混ぜれば完成です。
実食した感想としては、正直なところ麺のコシが想像をはるかに下回り、これが「吉田のうどんか?」と聞かれたら微妙かもしれませんが、太麺で再現しようという努力は感じられました。もう少しコシが欲しかったところですが、さすがに即席麵では難しいのでしょうか。
一方、スープはうまく再現できていたように感じます。見た目は濃いめ、味もお店で食べた時を思い出す、それっぽさを感じました。
やはり、旅の思い出に浸れるご当地カップ麺は、味の良し悪しや好みに合う合わないは別として、オリジナルの再現度を自分流に品評して楽しむ、という魅力があるのではないでしょうか。