もしも、今すぐヘアスタイルを変えるなら坊主にしたい!

成田さんと言えばヘアスタイルはセンター分けのイメージですが、今日はまた違った印象のスタイルですね。

実は、今、髪の毛を切ったばかりで。切りたてホヤホヤです。

今ですか!

ヘアメイクの最中に「ついでに切ってください」とお願いしました。みんなセンター分けのイメージを持っているみたいで、次の作品の監督から「成田くん、センター分けのイメージがあるから変えて」と言われたので雰囲気を変えたんです。

確かに、ヘアスタイルひとつで印象が変わりますから、役柄によって髪型を変化させるのは重要ですよね。成田さん自身は美容師免許を持っているそうですが、ヘアスタイルのこだわりはありますか? 

美容師免許持っています! ただ、これといって何もできませんが…。こだわりというほどではないですけど、前髪があるのが嫌なんです。おでこにかかると邪魔だなと思って気になってしまって。だから今までセンター分けが多かったのかも。

今、前髪ありますけど…(笑)。

だからすごく嫌です(笑)。できれば短くしたい。

役柄関係なく好きなヘアスタイルにして良いよと言われたら…。

坊主(即答)。前髪もないしすっきりするし。色も入れないです。黒髪の坊主。

答えが早かった! ちなみに今回、成田さんが演じたマモルも前髪がありますね

マモルは簡単に言うと“クズ”で“ダサい”男なんですよ。その辺りを表現するのにヘアスタイルはわりとモサっと前髪が多めの感じで作ってもらいました。昨日、撮影を担当してくださったカメラマンさんと食事をしていて「撮影前は、なんで成田くんがキャスティングされたんだろうと思っていたけど、撮影するうちに大丈夫だと思った。ちゃんとクソ男になれていた」とお褒めの言葉をいただきまして。

それは、最高のホメ言葉ですね。映画拝見しましたが、確かになかなかのクソ男でした(笑)。岸井ゆきのさん演じる、ヒロインのテルコが自分のことを好きとわかっていながら、突然呼び出して甘えるだけ甘えて、イラッとすることがあったら「そろそろ帰ってくれるかな」と突き放す。女性から見たら“何を考えているかわからない男”でしたが、成田さん自身は男としてわかる部分はありましたか?

僕にもわからなかったです。最初、脚本を読んだときはおかしなやつだと思ったんですが、2回、3回と読み込んでいくと我慢や理性を忘れるとこうなるんだろうなとわかり始めました。無意識の部分と意識的な部分のバランスが悪い人というか。でも演じると、この無意識の部分を考えるのが楽しくて。これぐらい素直に生きていたらどうなるんだろうと、少しずつ憧れすら生まれてきましたね。でも、憧れるなんて言っちゃダメなのかもしれないけれど。

心のダサさを演じるために、何が必要で何がいらないかを考えた

今泉監督からは「カッコ悪い男を演じてくれ」と言われたそうですね。

「俺は別にカッコ良くないですよ」と返しました。「普段の俺を知っているでしょ、カッコ良いところを見たことありますか?」って。そうしたら「そうか」と黙りましたけど(笑)。でも、ダサさを表現するのって難しいんですよ。マモルの場合は、自分を好きでいてくれるテルコには強気に出るけど、自分が好きな女性には自信がなくて強く出られないような心のダサさを持っている男。それを衣装やヘアスタイルに頼るだけでなく、どう表現するかが重要だと思いました。

寝起きのシーンでグダグダする感じはダサさが出ていると思いました。

寝起きのシーンは僕自身もすごく気に入っています。一度起きて、うつぶせになってグダグダするのは、演じているときは少し恥ずかしいぐらいだったんですけど、改めて映像で見たらうまくできたなと。演じるうえで大切にしているのは、作品として何が必要で何が必要ではないかを判断することです。必要のないものをそぎ落とすことって難しいし、気が付かないことも多いので。たとえば、ベッドの上でテルコとじゃれあうシーンがあるんですけど、あまり過剰にするとマモルらしさが消えるので「この台詞は棒読みにしていいですか」と提案したりしました。

そんなラブラブだったのに、テルコがマモルの洗濯物を勝手に畳んだのがわかると、スッと冷めてしまう。その辺りが女性にとっては怖いなと。

マモルは自分のテリトリーがあって、ここから先は入らないでというゾーンを超えてきたときにイラッとするんですよ。でも、そのイライラを出せるのは異性間だからこそ。前提として自分のことを好いてくれているという甘えの部分があるんだろうし。

成田さん自身は女性に対して冷めてしまう瞬間ってありますか?

結構ありますよ。たとえば、声のボリュームが思っていた以上に大きかったり、行動ががさつだったりすると冷めてしまうかも。

反対にこんなところに惹かれるというのは?

所作がキレイだと良いですね。品を感じる所作を見るとグッときます。また、そういう品のある人がたまに言葉遣いが悪くなる感じも良いんですよね。

たとえば?

美味しいものを食べて「うめぇ!」とか言ったり。普段、品があるからこそ「そんな言葉、言うんだ」みたいなギャップに弱いです。

■プロフィール ナリタリョウ/1993年11月22日生まれ。雑誌『MEN’S NON-NO』専属モデルを経て2014年俳優デビュー。2015年『飛べないコトリとメリーゴーランド』で映画初主演。代表作にドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-3rd season』、映画『チワワちゃん』など多数。今後は映画『さよならくちびる』『カツベン!』『窮鼠はチーズの夢を見る』の公開が控えている。 ■PR 「愛がなんだ」 4月19日(金)より全国ロードショー 28歳のOL・山田テルコ(岸井ゆきの)は友達の結婚式の二次会で出会った田中マモル(成田凌)に惹かれ、恋に落ちる。自分の時間をすべてマモルに捧げるテルコに友人の葉子(深川麻衣)もあきれ顔だが、葉子も年下男のナカハラ(若葉竜也)をいいように使っている始末。マモルからの連絡が途絶え3ヵ月、久々に会った彼の横には知らない女・すみれ(江口のりこ)がいた。複雑にねじれる5人の男女の想いは予想外の方向に進み始め…。

構成/堀内章加(本誌) 取材・文/中屋麻依子 撮影/塩谷哲平(t.cube)

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