いまさら聞けない、ツインテールの種類

ポニーテールと並ぶ王道アレンジ、ツインテール。 ツインテールとは髪を2つに分けて、左右でまとめたスタイルを指します。

可愛らしく幼い印象を与え、ガーリーな仕上がりになります♡
そんなツインテールは、実は種類が豊富で、そのアレンジ方法によっても印象ががらっと変わってくるんです。

ツインテールの種類を分けるのは、ズバリ結ぶ高さと髪の長さ!
ここでは、大きく3つの種類にわけてご紹介していきます。

種類1:耳の位置で結んだレギュラースタイル

ちょうど耳の中間の位置で結んだレギュラースタイルは、みなさんがよく知る定番のスタイルです。
ツインテールならではの可愛さを楽しみつつ、普段使いもしやすい高さなのが特徴です。

どんなツインテールにしようか迷ったら、王道の高さでのアレンジがおすすめ◎
女の子らしいガーリーな印象に仕上がります。

種類2:高めの位置で結んだラビットスタイル

ラビットスタイルと呼ばれるのは、耳より高めの位置で作ったツインテールのこと。
うさぎのようなシルエットが特徴で、アイドルやアニメキャラクターのような可愛いらしいスタイルに仕上がります!
ライブや推し活など、とっておきのイベントにぴったりなスタイルです♡

種類3:低めの位置で結んだカントリースタイル

先程とは反対に、耳より低めの位置で作ったツインテールがカントリースタイル
年齢を問わず取り入れやすいのが特徴で、幼くなりすぎない落ち着いた印象に仕上がります。

ツインテールの基本の種類はこの3つですが、結ぶ髪の長さやアレンジのテクニック、使う髪の分量によって豊富なバリエーションがあるんです◎ ここからは、セルフアレンジでも取り入れやすい4種のツインテールアレンジを、イラストで解説していきます。 イラストなので初心者さんでもわかりやすいですよ。

イラストで学ぶツインテアレンジ1:定番巻き髪ツインテール

全体を巻き髪にした、巻き髪ツインテール。
ツインテールでも十分可愛いですが、巻き髪ツインテールにすると、一気にツインテールの可愛らしさが引き立ちます♡

とことんガーリーに仕上げたい方におすすめです◎

巻き髪ツインアレンジの手順

手順①まずは髪全体を耳にかけ、そこから顔まわりの髪の毛ともみあげの髪の毛をとりわけておく

後頭部をジグザグになぞって2つに分ける


今回は後頭部の分け目を目立たせないようにジグザグになぞっていますが、きっちり見せたいときは真っ直ぐ分けてしまってもOKです。
手順②片側の髪の毛を結びたい高さに持っていき、結び目に向かってコームで髪の毛を集める

頭皮から少し余裕を持った位置を掴み、シリコンゴムで結んでいく(反対側も同じように結ぶ)


頭皮にピッタリとくっついた状態で結ぶと、顔が引っ張られてしまう上、結んだ後に髪の毛が巻きにくくなってしまいます。
ゆるっと感を出したいときは、ゴムも細めを用意し、余裕を持たせて結ぶのがおすすめです。
手順③ツインテールから毛束を分けとり、コテで毛先から結び目の少し下までを外巻きにする

別の毛束を分けとり、毛先から結び目の少し下までを内巻きにする


毛束を小分けにしながら巻くと巻きやすいですよ!
手順④内外交互に毛束を巻き終え、手櫛でほぐし、完成

MIX巻きにした髪の毛をほぐし、ふわふわとしたツインテールを作っていきましょう。
お好みで残していた顔まわりともみあげの髪の毛も同じように巻くと、よりかわいいスタイルになります◎

お手本スタイル

短めでもできるミニツイン
髪が短めの長さでもつくれる巻き髪ツインテール。 髪の毛の長さが気になるという方は、大きめのリボンやヘアアクセサリーをつけると、華やかに魅せることができます♡ 透明感あふれるガーリーな仕上がりに。
インナーカラー×巻き髪ツインテール
インナーカラーとツインテールの組み合わせは相性抜群◎ ツインテールにすることで、インナーカラーが目立って可愛い♡ そこに全体を巻き髪にすれば、可愛さ一気にUP

イラストで学ぶツインテアレンジ2:タイトツインテール

タイトツインテールとは、ツインテールの毛束の中間をタイトにまとめたアレンジのこと。
ゴムやワイヤーでまとめているものが基本のスタイルですが、髪の毛を巻き付けてまとめているもののことも、タイトツインテールと呼ぶことがあります。

ぴたっと髪をまとめ上げるので大人っぽい印象に仕上がるのがポイント。
大人っぽい服装が多い方でも取り入れやすいツインテールです。

タイトツインアレンジの手順

手順①後頭部で髪の毛を半分に分け、さらに耳の前後で2等分にする

耳後ろの髪の毛を、耳の下位置で2つ結びにする
手順②右の耳前の髪の毛を後頭部に持っていき、耳後ろの毛束の結び目に重ねる

そのまま結び目を隠すように毛束中間まで巻きつけ、ゴムで止める

後頭部に髪を持っていく際は、表面を整えながら行うと綺麗なスタイルができあがります!
手順③同じようにもう片方の束も結んで、完成!
結び目の部分にワイヤーを巻き付けると、今っぽいヘアアレンジに仕上がりますよ♡

お手本スタイル

派手髪でもっと個性的に
個性らしさが演出できるタイトツイン。 派手なヘアカラーにして、タイトツインにすることで、より個性を主張することができます◎ 自分らしさをヘアスタイルで表現してみてください!
きっちりタイトツインテール
きっちり結んだタイトツインテール。 結び目をタイトに隠した上級テクニックがポイント◎ 後ろから見たときのインパクトもバッチリです!

イラストで学ぶツインテアレンジ3:編み込みツインテール

とびきり可愛くしたいなら、編み込みツインテールがおすすめ♡
毛束全体を編み込むのはもちろん、リボンや紐を一緒に編み込むと甘めのガーリーヘアに仕上がります。

文化祭から学校外のイベントまで、気合いを入れたいときにおすすめのヘアスタイルです。

編み込みツインアレンジの手順

手順①トップから表面の髪を少し分けとり、髪の表面から離した状態で結ぶ

結んだ毛束の上部分を手でわり、くるりんぱをしておく
手順②くるりんぱの割れ目にリボンを通し、リボンが取れないように結び目をきつく縛る

割れ目にリボンを通す際は、リボンが左右対称な長さになるようにしておきましょう。
手順③リボンと毛束を一緒にもち、左端のリボンと毛束(イエロー)、くるりんぱした毛束(ブルー)、右端のリボンと毛束(ピンク)の3本を軸に表編み込みをしていく
手順④両端(ピンク・イエロー)の毛束を真ん中に持ってきて交差させる

次の交差から、後頭部側の端の毛束の下の髪(パープル)も取り足して、ピンクの毛束の上で交差させる

(J)反対側の、顔側の毛束も同じように下の髪(グリーン)を取り足して、先ほどの毛束(ブルー&パープル)の上で交差させる


この編み込みを耳下まで続けましょう!
手順⑤耳下からは、3つの毛束で毛先にかけて三つ編みをしていく

毛先を数センチ残したところをゴムでしばり、その上から残ったリボンを使って蝶々結びをする
手順⑥反対側も同じように編み込んで完成!

お手本スタイル

リボン×編み込みツイン♡
アイドルのような、リボン編み込みツイン。 編み込みとリボンの相性は抜群! 一気にアイドルヘアに仕上がります。 ワンポイントに大きめリボンをつけることで、あなただけのアイドルヘアが完成♡
さりげない毛束編み込みツインテール
こちらは毛束の一部に紐を編み込んだツインテール。 毛束全体を編み込むよりも落ち着いた印象、かつ簡単に取り入れることができます。 さりげなく推し色をアピールしたい、なんて方にもおすすめのスタイルです。

イラストで学ぶツインテアレンジ4:ハーフツインテール

ハーフツインテールとは、ハーフアップスタイルのように、髪の毛の一部だけをツインテールにしたスタイルのこと。
耳の上やハチ周りで結ぶことが多く、近年トレンド入りしているツインテールアレンジの一つです。

ツインテールはハードルが高いから、さり気なく取り入れたい!という方におすすめ。
リボンなどのヘアアクセとの相性も抜群◎

ハーフツインアレンジの手順

手順①髪の毛を耳の前後で2等分し、耳前の髪の毛をこめかみの高さで結ぶ
手順②結んだゴムを少し下にずらし、結び目の上部分に割れ目を作る

割れ目に毛束を入れ込み、くるりんぱをする
手順③くるりんぱした毛先を引っ張り、結び目をきつく縛る

くるりんぱ部分を爪で軽くほぐす
手順④反対側も同じ工程で結び、完成

お手本スタイル

ライブにぴったりなリボンハーフツイン♡
ライブやイベントにぴったりなリボンハーフツイン。 大きめリボンをサイドにつければ、ハーフツインが一気に映えます。 後ろから見ても、前から見てもかわいいスタイルの完成! 推しに会うなら最高にかわいいスタイルで♡
ゆるウェーブを取り入れたこなれハーフツイン
ゆるくウェーブ巻きしたロングスタイルをハーフツインに! いつものダウンスタイルから雰囲気をガラッと変えたい時におすすめです◎

テクニックを覚えて、ツインテールアレンジをレベルアップ♡

今回は日常的にできるツインテールから、ライブやイベントにもできるツインテールまで、幅広い種類のツインテールをご紹介しました。 理想のツインテールは見つかりましたか? 女の子の可愛いが全てつまったツインテールの魅力を感じたなら、次は自分らしいスタイルで取り入れてみましょう♡ ぜひあなただけの「可愛い」を実現させてください!