電気工事とは?仕事内容を紹介 | 土木・建築の仕事との出会いを提供するメディア - アイゾメ
ノウハウ
作成日:2021.08.04 更新日:2022/06/16

電気工事とは?仕事内容を紹介

電気工事はどんな仕事?

電気工事の種類は、大きく分けて4種類あります。

照明・コンセント 配線接続や増設の工事。最近ではLED照明への切り替えにより需要が高まっています。
漏電調査・分電盤 電気を安全に使用できるようにするための定期的な漏電調査や、漏電や過流電など電気の分配をチェックする分電盤の設置工事。
ソーラーパネル 太陽光発電のためのソーラーパネルの設置工事。また、オフィスや自宅をオール電化にするための工事も行います。
防犯 監視カメラなどの防犯設備、火災報知設備の設置工事。

どの工事も人の生活に欠かせない大切なもので、とてもやりがいのある仕事ばかりです。

給料、働く環境をチェック

電気工事士の給料は資格の有無や経験年数によって差が出てきますが、平均日給は9,057円(※)となっています。

(※) 集計期間2021年1月〜6月<マイナビバイト調べ>

勤務時間は、電気工事会社などでは8:00~17:00の日勤の時間帯に設定されることがほとんどです。ですが、病院や鉄道電気工事を手掛ける場合は夜勤になることも多く、工事を担当する施設によってライフスタイルが大きく変わります。

また、勤務場所も特定の場所ではありません。工事内容に合わせて長期間同じ現場にいたり、1日に複数の現場を回ったりすることもあります。

電気工事士になるには?

電気工事士になるには、電気工学系の大学・短大・専門学校に通って就職をする方法と、電気工事会社に就職し、働きながら工事について学ぶ方法があります。

資格を持っていると工事ができる幅が広がるので、まずは資格取得を目指すのが良いでしょう。電気工学系の大学・短大・専門学校に通い、「第二種電気工事士」という国家資格を取得するか、独学でも取得が狙えます。

資格がなくても600V以下の電気機器や36V以下のインターホンの配線工事など、電圧の小さい工事は行なえます。未経験だとしても、電気工事会社に就職し、働いて経験を積みながら勉強することもできますよ。

電気工事士の資格は?

電気工事士には国家資格があり、「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」の2種類に分かれています。

第二種電気工事士 取得すると一般住宅や小規模店舗などの建物の工事をすることができます。こちらを先に取得するのが一般的です。
第一種電気工事士 取得するとマンションやビルなどの大きな建物の工事が可能になります。取得条件として、5年以上の実務経験が必要です。

電気工事には資格の有無によって、法的に規制されているものがあります。そのため資格を取得するとできる工事が増え、働き方の幅が広がるでしょう。

上記以外にも、一級・二級建築士や特殊電気工事資格者などの国家資格を持っていると、より一層活躍の幅が広がります。

電気工事士の将来は?

電気は生活の重要なインフラです。私達の生活に欠かせないため、それに関連する電気工事はこれからもなくなる心配のない職業です。

さらに近年、オール電化への移行や、IT産業や5G技術の発展などが注目されており、電気工事士には一定の需要があると言えるでしょう。

電気工が向いている人

気工事は危険度の高い仕事です。自分が怪我をするだけではなく、クライアントに怪我をさせてしまう可能性もあります。ていねいで的確に、ミスのない仕事ができる人が向いています。

また、数時間で終了する工事を1日に複数行なうこともあります。飽きがこない仕事をしたい方、環境の変化に強い方も適任と言えます。

電気工事に関連するコラム記事

アイゾメでは実際の企業様のコラム記事も公開しております。
・電気工事に関連するコラム記事はこちらから

JOB SEARCH 土木・建築の仕事を探す