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【 #深田恭子 さんスペシャルインタビュー】しなやかにきらめく40歳。深田恭子のリアル

いくつになっても透明感があって、清楚でキュートでセクシーで。みんなの憧れの存在である深田恭子さん。美しく年を重ねるには、どうしたらいいのか、そのヒントをひもときます!

深田恭子 空が美しく見えたら、それが恋だって思っています

友達とおそろいの服を着るのが大好きなんです

7月からスタートするドラマ「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」で、4年ぶりに、地上波での連ドラに出演する深田さん。夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦と40歳のビジネスパーソン。二人の女性が年の差を超えたシスターフッドを築いていくストーリーで、深田さんは、仕事はデキるものの、恋愛を後回しにしてきた現代アートのスペシャリスト、成瀬瞳子を演じる。

「瞳子さんは、温泉もキャンプもひとりで行けるような行動的なタイプ。でも、私はおうちが大好きなインドア派だし、ひとり焼き肉も無理だし(笑)。真逆なタイプなんですよね。役に近づくためには、一生懸命、追いかけるしかないですね。瞳子さんは、現代アートに関わるお仕事をしているので、先日は美術館に行ってきました。でも、アートの評価って難しい。素敵なものは素敵だけれど、わからないものは全然わからないし。それでも瞳子さんの世界の雰囲気に少しは触れられたかなと思います」

一方、シングルであるがゆえに、将来に不安を感じてしまうあたりは、瞳子に共鳴するところも。

「私も昨年40歳になって、友達と会うと、『老後は一緒に住もうね』なんていう話をよくしています(笑)。結婚して子どもがいる友達は、時間が合わなかったりするので、どうしても独身同士で集まることが多くて、ついそんな話題に。でも、そんな話も気心の知れた友達としてると、また楽しいんですよね」

友達には、これまでも幾度も助けられてきたと言う。ドラマのように、シスターフッドは、深田さんにとって欠かせないものだ。

「たとえば吉田沙保里ちゃんは、大変なことも楽しみながら受け入れてしまう、かっこいい女性。会うたびに力をもらっています。同い年だから、持ってるものや好きなブランドが同じだったりもして。私、友達と出かけるときは、『何着ていく?』って連絡して、合わせるのが大好きなんです。『かぶったー!』じゃなくて、『おそろいー!!』っていうのが楽しくて、大人になってもやめられなくて(笑)。沙保里ちゃんともおそろいの服を着て出かけたことがあります。最近、会えてないけど、元気にしてるかな」

友達への感謝とリスペクトが彼女の笑顔の源だ。では、恋愛には、何を求めるのだろう。

「今はドキドキする恋愛より、穏やかな恋愛がいいですね。大事なのは、お互いに干渉しすぎないこと。お互いに相手を尊重しあうこと。相手には、絶対的な味方になってくれたり、癒してくれたりするような存在でいてほしいと思っています」

そして仕事との達成感とは違う、「恋愛でしか得られないときめきがある」とも。「これは私が勝手に思っていることなんですけれど、空が美しく見えたら、それは恋をしているってことかなと。街の色がいつもと違って見えたり、すべてが美しく見える。それが恋なんだなって思います」

空が美しく見えたら、それが恋だって思っています

深田恭子 40歳になったら、逆に年齢が気にならなくなった

40歳になったら、逆に年齢が気にならなくなった

そんな深田さんの癒しとなっているのが愛犬とかわいいおいっ子たち。

「仕事から家に帰って、玄関を開けた瞬間、犬が大歓迎してくれて、そのときがいちばんホッとします。おいっ子たちに会うのも幸せな時間。私、おいには年齢詐称して、お姉さんぶっていたんですけれど、この前、『恭ちゃんってさ、ホントはおばさんなんでしょ』って言われちゃいました(笑)。どんどん成長するので、会うたびにびっくりしますね」

そう言って、楽しそうに笑う深田さんは、少女のように愛らしくて。どうしたら、こんなに美しく年を重ねられるのだろう。

「40歳になる前は、中身が追いついてないのに大丈夫かなって心配でしたけど、40歳になったら年齢が気にならなくなりました。逆にピンクの服とか、よく着るようになりましたね。若作りはしたくないけれど、自分らしさは失わずに。いつまでも自分の好きなものには、正直でいたいなと思っています」

火曜ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」

©TBS

火曜ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」
出演:福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、安田顕ほか
7/11(火)22時~TBS系列で放映予定
勉強やバイトに、孤軍奮闘する18歳の妊婦・有栖と、現代アートを扱う会社でキャリアを積むものの、10年間恋はマナーモードの瞳子。二人のシスターフッド(女性の絆)と、ワケあり男子との恋愛模様を描く。

深田恭子

深田恭子


ふかだ きょうこ●1982年、東京都生まれ。1996年、第21回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。代表作に、ドラマ「ダメな私に恋してください」「隣の家族は青く見える」「平清盛」「初めて恋をした日に読む話」「ルパンの娘」などに出演。映画『下妻物語』『劇場版 ルパンの娘』など。

ニット¥16500/ベアトリス イヤリング¥16500/ジュエッテ パンツ/スタイリスト私物

撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉 ヘア&メイク/板倉タクマ〈nude.〉 スタイリスト/大友洸介 取材・原文/佐藤裕美 ※BAILA2023年8・9月合併号掲載

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