【開幕】「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」国立西洋美術館で6月11日まで
憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷 |
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会場:国立西洋美術館(東京・上野公園) |
会期:2023年3月18日(土)~6月11日(日) |
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(毎週金・土曜日は午後8時まで) *入館は閉館の30分前まで *5月1日~4日は午後8時まで開館 |
観覧料金:一般2,100円/大学生1,500円/高校生1.100円/中学生以下無料 美術展ナビチケットアプリで購入可能 |
公式サイトは(https://bretagne2023.jp)へ。 公式ツイッター(@bretagne2023) |
開幕前日の内覧会を取材しました
3月18日から国立西洋美術館(東京・上野公園)で始まる「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」の内覧会を取材しました。ブルターニュという土地が画家たちを創作へとかき立てる磁場の強さに驚くばかりです。
錚々たる画家たちが描いたブルターニュ
ブーダン、モネ、ゴーガン、シニャック、と錚々たる顔触れの作品が揃い、贅沢です。モチーフが近いので、比較して見るのも楽しいです。ブルターニュに行きたくなります(笑)。
独特の文化を伝える大作や日本人画家が描いた作品
シャルル・コッテの《悲嘆、海の犠牲者》といった大作や、アンリ・リヴィエールの版画、黒田清輝、坂本繁ニ郎ら日本の画家の作品など表現は実に多彩。風土の持つ力を感じます。
松方コレクションやパリ・オルセー美術館などから選りすぐりの約160点でフランスの内なる異郷、ブルターニュの知られざる美術史を旅します。「憧憬の地 ブルターニュ」は国立西洋美術館で6月11日(日)まで。
(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)