楽天モバイルで「iPhone 13」は使える？ 対応状況や設定手順まとめ

「iPhone 13」を持っていて楽天モバイルの契約を考えているけれど、楽天モバイルできちんと使えるか不安ということはありませんか。

本記事では、iPhone 13が楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」に対応しているのか、使えない機能がないのかなどを中心に解説。契約前の準備から回線を利用開始するまでの手順についても紹介しています。

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約してiPhone 13を使用する人は、まずはじめにiPhone 13が楽天モバイルに対応している機能について確認しましょう。

iPhone 13が楽天モバイルの各機能に対応しているのかを一覧表にまとめました。自分が所有しているiPhone 13が楽天モバイルの回線や通話に対応しているのか事前にチェックしておきましょう。

上記の通り、iPhone 13は楽天モバイルの対応機種となります。

5Gデータ通信にも対応しており、販売元（ソフトバンク・au・ドコモ・楽天モバイル・ワイモバイル・SIMフリー）にかかわらず、4Gデータ回線、通話、SMS（楽天回線・パートナー回線）、eSIMなど、すべての機能を利用できます。

総務省が公表している各キャリアにおける周波数帯のガイドライン（※PDF）を参照すると、楽天モバイルは「バンド3」であることがわかります。

5Gは「n77（Sub6）」と「n257（ミリ波）」が楽天モバイルに割り当てられています。後述しますが、iPhone 13はn257（ミリ波）をサポートしていません。

さらに、Appleが公表しているiPhone 13の技術仕様には、楽天モバイルのバンド3とn77が記載されています。このことからも、iPhone 13は楽天モバイルに対応した機種であることが裏づけられるでしょう。また、パートナー回線（au回線）の「バンド18／26」にも対応しています。

なお、iPhone 13は楽天モバイルに割り当てられているn257（ミリ波）をサポートしていません。しかし、楽天回線の5Gミリ波エリア自体がまだ限定的であり、iPhone 13ではもともとサポートされていない周波数帯なので、iPhone 13の利用には差し支えないといえます。

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約して、5G通信も利用したいと考えている人は、楽天回線のSub6エリアであるかを事前に確認しておきましょう。

楽天モバイルをサブ回線として契約する場合、iPhone 13はデュアルSIM対応機種なので、物理型のSIMカードとeSIMを組み合わせて使用できます。

メイン回線をeSIMで契約してサブ回線は楽天モバイルのSIMカード、またはメイン回線をSIMカードでサブ回線に楽天モバイルのeSIMといった運用が可能です（メイン回線を楽天モバイルで契約し、サブ回線を他社で契約する場合も同様）。

また、iPhone 13ならデュアルeSIMにも対応。メイン回線を他社のeSIM、サブ回線を楽天モバイルのeSIMといった申し込みもできます。

iPhone 13で楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約する方法・開通する方法を紹介しています。開通までの作業が不安な人は参考にしてください。

楽天モバイルの回線を契約するには、契約後に利用する端末がSIMロック解除されていることが前提となります。しかし、iPhone 13は2021年9月に発売したモデルのため、キャリアモデルでもSIMロック解除がされている機種となります。

楽天モバイルの契約には本人確認のための身分証明書（運転免許証やマイナンバーカードなど）やMNP予約番号の発行（他社への乗り換えの場合）などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。

なお、他社から楽天モバイルに乗り換える際の流れは以下の通りです。

MNPワンストップ対象外のサービスから楽天モバイルに乗り換える際は、あらかじめMNP転出手続きおよびMNP予約番号の取得が必要です。

楽天モバイルの回線の申し込みが完了し、回線を開通してアクティベーションする手順を紹介します。ここでは、物理タイプのSIMカードを挿し替えるケースについて取り上げています。

iPhone 13は2021年9月に発売されたiPhone 13シリーズのスタンダードモデル。発売時点では最速のA15 Bionicチップを採用したモデルです。

ディスプレイは6.1インチの有機ELで、ノッチが小さくなり、大画面の印象が強くなっています。さらに、明るさも625ニトから800ニトへと明るくなっています。

前モデルからの大きな変化はありませんが、iPhone 8やiPhone Xあたりのモデルから乗り換えるユーザーは大きく満足できるはずです。

iOS 17にも対応しているため、現在（2024年2月）でも問題なく利用できます。また、iOS 15.4以降で提供されるマスク着用時の顔認証にも対応しています。