Helota cereopunctata   | zojurasのブログ

山へ行って、川の中州で、光る小さな甲虫を見つけました。

002 - コピー

こちら

001 - コピー

はじめは、タマムシの一種かと思ったのですが

003 - コピー

タマムシ類とは触角の形状が違うし

004 - コピー

違う虫である事が判りました。

これはミドリオオキスイ

樹液に集まる小さな甲虫のケシキスイの親戚です。

小さな虫ですが、それなりに目立つ綺麗な体色でした。

 

でも、もう少し面白い虫に会いたかった・・・・・・。

ミドリオオキスイ Helota cereopunctata 

節足動物門 昆虫網 鞘翅目 オオキスイムシ科

日本全土の山地に生息するオオキスイムシの仲間だが、近縁種のヨツボシオオキスイ Helota gemmata に比べてかなり小さく、7.5~9mm程の大きさにしかならない。

身体は扁平で、ヨツボシオオキスイと違って胸部に特有のへこみが無く、大顎もヨツボシオオキスイに比べて目立たずに、大顎先端部も上から見ると、突き出た頭部に隠れるように見えるので、やや小さくて発達しないように見られる。ヨツボシオオキスイとはあまり似ておらず、翅の縦筋と左右の翅に二対ずつある白い点模様で区別が付き、和名ほどでは無く、赤紫色に近いメタリックカラーであり、緑も見られるも、それ程目立たず、5~10月に発生する。

コブシの樹などに見られるが、他のオオキスイムシ類のような樹液を嘗めるシーンは見られず、その生態はよく分かっていない。