産後2ヶ月頃、直腸膣瘻ではないか(前のブログ参照)と思い産婦人科を受診しました。
膣鏡で見ると、穴が空いてるとのこと。
膣側の穴からゾンデ(細い棒)を入れ、肛門から触診すると繋がっていることが確定しました。
あー。やっぱり。。
分娩時の会陰裂傷が3〜4度の人になるらしいのですが、私は2度だったそう。
2度なのに、なぜ。。?と思いました。
のちに、橋本先生に出会い解決。
先天的に、直腸と膣の間の靭帯みたいな部分(会陰体)が薄い人がいるらしい。
裂傷がなくても、上手に出産しても、低出生体重児で出産しても、会陰体が裂けやすく、直腸と膣の壁が薄くなってしまうそう。
そして、摩擦や便秘の刺激などで穴があいてしまうそう。
産婦人科の先生からは、
穴は2ミリくらいなので、閉じたら治ると思うよと言われました。
後日、手術を受けました。
膣と直腸の穴を、それぞれ縫い閉じるというシンプルな手術でした。
術後数時間で、膣から空気が漏れました。
あー。手術の効果がなかったんだなー。
冷静でしたが、がっかりしました。
先生に伝えると、あんなに細かく縫ったのにおかしいねぇと。。先生も困っていました。
先生自身も、2例目の経験だったそう。
1例目の方は、産後2年くらい悩んで受診されたそう。同じく縫い閉じて退院したけれど、その経過は追えていないとのことでした。。
それを先に聞いていたら、ここで手術受けなかったのになー。とは思いました。
(産婦人科の先生との関係は良好で、今でも感謝の気持ちでいっぱいです♡)
でも、私のように先天的に会陰体が薄くて直腸膣瘻になる患者は3000人に1人くらいらしい。(橋本先生より)
しかも、産まれた時から直腸と膣が繋がってる赤ちゃんも10万人に1人いるらしい。(橋本先生は、小児外科医だったらしく、その経験もあるみたい)
なので、産婦人科の担当の先生が年間400例の分娩を経験していたとしても医者人生で3人くらいしか出会わない症例なんやなー。そのうちの2人目やったんやなーと納得。
そこから、専門の病院を探しました。