クロイソカイメンの腐敗

私が飼育しているウミウシの多くが食べる、クロイソカイメン。

磯には普通にあるカイメンですが、水槽に入れると高確率で腐敗してしまいます。


経験上、

・水流のない場所に置くと腐る

・水流が弱くても腐る

ので、サテライトやバケツ管理すると1日で死の水が出来上がります。


ちなみに、持ち帰る際にカイメンと魚などの生物を同じ容器に入れていると、だいたいの生物は死にます。

岩場から剥がされた際に、カイメンの毒素が出てきてるのではないかと思います。


同じく磯によくあるダイダイイソカイメンは、雑に扱っても腐ったことはありません。


今回は取ってきたばかりのクロイソカイメンが一部腐ったので、その後の対策について考えてみます。


腐ったあとの対処

クロイソカイメンの一部が白くなり、腐ってきました。

腐敗臭もしています。

前までは捨ててしまうか、白くない部分をちぎって水槽に戻していましたが、今回は歯ブラシで擦ってみることに。


だいぶ白い部分が無くなりました。
やはり表面が腐っていただけで、カイメン本体は無事なようです。触った感じもしっかり弾力があり、他の部分と変わらず。

そのまま、水流がしっかり当たる場所に置いてみました。

1日後
腐った部分は無さそうです。
あの白く腐った部分は何だったの?くらいの状態。
このまましばらく様子を見て、大丈夫そうなら戻すつもりです。