バッハというとヨハン・セバスチャン・バッハを指しますが、他にも子供がたくさんいるのですが、一般的には次男であるエマニュエル・バッハと末っ子であるクリスチャン・バッハが音楽的には有名なところでしょうか。
この二人はそれなりに作曲していてCDなどでも発売されているようですが、パスピエは放送等を通して聴いただけで音盤は一枚もありません、と云うところなのですが、一枚だけ若い頃から愛聴しているものがあります。こちらです


ヨハン・クリスチャン・バッハ:シンフォニア集
ヘルムート・コッホ指揮
ベルリン室内管弦楽団

このLPをどうして買ったのか。。。
放送で聴いて気に入ったか、レコ芸の推薦盤だったか
そのどちらかと思うのですが、覚えていないのです。
それはともかく一聴気に入り、ずっと愛聴盤となっている訳です
CD導入の折には相当枚数のLPを処分しましたが、
たぶんCD化はされないんじゃないかと思い、これは残しました
収録されているのは
シンフォニア第6番ト短調作品6-6
シンフォニア 変ホ長調作品9-2
シンフォニア 変ロ長調作品18-2 オペラ「ルチオ・シルラ」序曲
シンフォニア ニ長調作品18-6

クリスチャン・バッハはモーツァルトには大きな影響を与えていて、モーツァルトはそのピアノソナタのいくつかをピアノ協奏曲に編曲していたようです。

 
3楽章形式の演奏時間が10分くらいの短い曲で、イタリアで学んだこともあり明るくのびやか。それでいてかっちりとした構成力にも不足しない。。。隠れた名曲ではないでしょうか。
その中からト短調作品6-6
モーツァルトのト短調の作曲にも影響を与えたと思えるドラマッティックな曲です。