きよの漫画考察日記2163 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN第18巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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ギター

さてアムロとシャアの戦いの舞台はテキサスコロニーへ。ここでシャアに合流したのが…
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シャリア・ブル大尉!
アニメ版では登場したその回に戦死してしまう一発キャラでしたが、やはり記憶には残りますよ。とゆーのもシャリア・ブルってアニメ版だとこんな感じなんですよ。
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ロマンスグレーの落ち着いた感じのナイスミドルなんですよ。ニュータイプの素養というものが少年少女を中心に発現していく中シャリアブルの存在は異質。

そんなシャリア・ブルが乗る機体はもちろんこれ。{67E4D193-DEF4-46D1-9BEE-B9F29DB6A316}MAN-03、ブラウ・ブロ!
知らない人が見れば普通の戦闘機に見えるのかもしれませんが、れっきとしたニュータイプ専用モビルアーマーです。実はこう見えてビグザムよりも重い機体ですが、ブラウ・ブロの特徴はこれに尽きます。
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オールレンジ攻撃!
ブラウ・ブロは4機のメガ粒子砲を有線制御で1㎞以上伸ばして敵機を多角的に攻撃するという構造です。視界の悪い戦場であれば効果的なんですが、有視界だとタコ踊りしてるように見えちゃうのが難点ですな(笑)

そんなブラウ・ブロを撃破したアムロをシャアが襲撃。{3072079C-A9C4-418B-A7C9-CA7DBCA36CF0}

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シャアの心の葛藤が見え隠れしますな。シャアにとって自身が最高のニュータイプであったならば何の問題もなかったんですけどね、ニュータイプとしての能力としてはアムロやララァに劣ってしまっていることが心理的劣等感として現れてしまっているな…

そんなわけでシャアの新たな機体が登場。
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MS-14 ゲルググ!
ジオンの量産型MSとしては初めてビームライフルとビームサーベルを標準装備するに至った画期的機体です。ザクもグフもドムも、撃っていたのは実弾でしたからね…

そんなゲルググの武器といえばもちろんコレ。
{C890C3BE-28E3-4675-A64C-D53E09CFAFB7}ビームナギナタ!
こーゆーのが少年の心を鷲掴みにしてしまうわけですよね。ガンダムハンマーも黒歴史扱いされてはいるけども、子供心を掴むにはピッタシの武器でしたもんね…

さてこのテキサスコロニーで再び出会ったシャアとセイラさん。
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シャアの行動原理はやはり母を奪ったザビ家に対する復讐だったわけです。ですが転機となったのはガルマの死だったのかもしれませんね。ガルマを謀殺することによってザビ家への復讐を一部達成はしたものの、仮にも親友として振舞ってきたガルマを失ってそこに充足感は無かったんじゃないのかな…

つーわけで行動指針を変えたシャア。
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実際「アースノイド」と「スペースノイド」という言葉は初代ガンダムでは使われることはなくZガンダムで生まれた言葉ではあるんですけどね。
まぁ地球に暮らす特権階級アースノイドと強制的にコロニーに移住させられたスペースノイドの対立は当然のことで、これが連邦vsジオンの一年戦争の発端となるわけですが、この対立軸はZにおいてもティターンズvsアクシズとして維持されているわけですからね。この当時からアースノイドとスペースノイドとの対立軸に見切りを付け、オールドタイプとニュータイプとの対立という新たな軸を見出していたシャアは軍人タイプではなく政治家タイプだったのかもしれません。さすがダイクンの息子ですよ…

そんなわけでついにこの事実がバレちゃいます。
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連邦としても取り扱いが厄介ですよね。例えるならばディズニーランドに遊びに来てた金正男を逮捕してしまった日本政府みたいなもんですよ(笑)人質や広告塔としての利用方法はあるかもしれないけど、扱いを間違えたらデカい火種に早変わりだもんなぁ…